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太ったレディが歌うとき デイヴィッド・バーバー(著/文) - アルファベータブックス
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太ったレディが歌うとき (フトッタレディガウタウトキ) オペラの歴史はこう教わるもの (オペラノレキシハコウオソワルモノ)
原書: When the Fat Lady Sings

芸術
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四六判
272ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-86598-116-2   COPY
ISBN 13
9784865981162   COPY
ISBN 10h
4-86598-116-0   COPY
ISBN 10
4865981160   COPY
出版者記号
86598   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年1月23日
書店発売日
登録日
2024年12月18日
最終更新日
2025年1月23日
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紹介

原書は初版から10年で6万部超のベストセラー!
世界中のオペラファンを楽しませてきたバーバーのユーモアオペラ史、待望の初邦訳。

オペラは難しくも堅苦しくもない!
400年にわたるオペラの歴史を、退屈な枝葉部分はスパっと切って、ユーモアたっぷりにお届けします。
イタリアのカストラートたちの運命、ヘンデルとソプラノ歌手との大喧嘩、プッチーニのニコチン中毒……音楽家たちの興味深いエピソードを織り混ぜながら、オペラ史のツボもしっかりと押さえます。面白くてためになるバーバー流の音楽史の世界へようこそ! この本を読めば、きっとあなたもオペラに行きたくなる!

この本は実に聡明で素晴らしい読み物です。そして学校で音楽を学ぶ子供たちがこんな風に教わると良いのにと思うのです。――モーリーン・フォレスター(カナダ出身・往年の名アルト歌手)

目次

序文 モーリーン・フォレスター/アンナ・ラッセル
1 流行の始まり
  モンテヴェルディと音楽愛好家のグループ 
2 一段上
  カストラートは理性の玉を失う 
3 真面目なおどけ
  オペラ・セリアとオペラ・ブッファ 
4 フランス育ち
  リュリ、ラモー、グルック/ビゼー
5 イギリス海峡
  ヘンデル
6 チュートン人のチューンスミス
  ハイドン/モーツァルト/ベートーヴェン
7 ロシア人の参入
  グリンカ、五人組、そしてチャイコフスキー
8 隠された示導動機
  ヴァーグナー
9 イタリアのソーセージ製造機
  ヴィヴァルディ/ロッシーニ/ベッリーニ/ドニゼッティ/ヴェルディ/プッチーニ
10 エピローグ ――二〇世紀の残り物

著者プロフィール

デイヴィッド・バーバー  (デイヴィッド バーバー)  (著/文

デイヴィッド・バーバーはカナダのオタワ出身のジャーナリストで音楽家でもあり、彼には十数冊の著書がある。音楽書では本書のほか『Accidentals on purpose:Musician’s Dictionary』、『Bach,Beethoven and the Boys』、『Getting a Handel on Messiah』など。他に文学書『Quotable Sherlock』やバレエ、短編小説集、殺人ミステリーなどの著書もある。 彼はこれまでキングストン・ウィグ・スタンダード紙のライター、編集者、エンタテインメント編集者を務めた後、トロント・グローブ・アンド・メール紙のブロードキャスト・ウィーク誌の編集者、ポストメディア紙のアート&ライフ担当副編集長を経て、現在はフリーランスのライター、編集者をする傍ら音楽家、作曲家としても活動している。作曲家としては、交響曲が二曲、デイヴ・ブルーベックの音楽に基づくジャズ・ミサ曲、レクイエム、合唱曲や室内楽作品、種々の声楽ジャズ曲および編曲作品がある。彼はトロント室内合唱団の他にさまざまな合唱団で歌うこともある。これまで多彩な経験をしてきた中でも特に興味深いのは、短期間であったが、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世のローディー、モナコのレーニエ公の広報担当、そしてアヴリル・ラヴィーンのバックアップ・シンガーを務めたことである。 彼の上記以外の著書については、本書の出版元である Indent Publishing. com をご参照いただきたい。また彼のブログは David W Barber. com である。なお彼の音楽についてはSheet Music Direct. com および Sheet Music Plus. com で検索することができる。

石坂 廬  (イシザカ イオリ)  (翻訳

1946年関東州大連市(現中国東北部)生まれ。東京都立新宿高校を経て早稲田大学卒。日本火災海上保険(現・損害保険ジャパン)に32年間勤務の後、笹川平和財団等に勤務。小学校よりコーラスを始め、高校文化祭で学生オペラ「真間の手古奈」に出演、早稲田大学グリークラブで男声合唱を行う。発声を田島好一、金谷良三の両氏に、イタリア歌曲等を渡部成哉氏に学ぶ。これまで海外との文化交流ではイスラエル、西ドイツ、オーストリア、ラトヴィア、英国、中国、台湾を訪問し、合唱祭や演奏会に男声唱団員として参加。現在稲門グリークラブ、日本ラトヴィア音楽協会の各会員。訳書にノア・ベンアルツィ著『悲しみと希望――ラビン首相の孫が語る祖父、国、平和』(ミルトス)、サミュエル・チョツィノフ著『トスカニーニ 身近で見たマエストロ』、コスティ・ヴェハーネン著『マリアン・アンダースン』(ともにアルファベータブックス)がある。

デイヴ・ドナルド  (デイヴ ドナルド)  (イラスト

デイヴ・ドナルドは描かなかった時期を思い出せないぐらい子供の頃よりありとあらゆるものに自分の絵を描き連ねてきたので、今それが生業になっていることは少しも驚くことではない。彼は現在、フリーランスとして出版デザインに携わりながら、より奥深い芸術作品を追求することとのバランスを取りつつ仕事を続けている。この本は多数あるデイヴィッド・バーバーとのコラボレーションによるイラストの一冊である。

上記内容は本書刊行時のものです。