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ユーラシア的戦争について
詩史と世界史をとおって行く
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年6月28日
- 書店発売日
- 2024年7月2日
- 登録日
- 2023年9月20日
- 最終更新日
- 2024年7月2日
紹介
きっと世界がちがってみえてくる
実力派詩人・批評家が世界史の深部を探る
殺戮、戦争、国家、権力……自明のことがみるみる自明性を失っているのを目の当たりにしている現在、詩的発想は、既知のことばを踏み破るように「世界の変質」を言い当てる。
〝もともと殺戮は戦争とは関係がなく、戦争は国家とは関係がなく、国家は権力とは何の関係もないのではないか? これらはたがいにまったく別系列の概念なのではないか? すくなくとも現在、私たちはすでにそれらを別々に考えるべき、あたらしい段階にいるのではないか?〟……「あとがき」より
目次
★聖戦遂行型戦争機械について 満州/天沢退二郎/フーコー/北京/新京/グルジア/ウイグル/チベット/ドゥルーズ=ガタリ
★二〇一〇年一一月のパラグラフ
★ハイブリッド純粋 エルサレム/中央アジア/ベルクソン/井筒俊彦/本居宣長/マルティン・ハイデガー/北村透谷
★北緯五〇度
★占領状態について
★ユーラシア・アレンジメント ウクライナ/ハートランド/エマニュエル・トッド//ロマン・ヤーコブソン
★一九四四年アーレントのシオニズム論から現在へ パレスチナ
前書きなど
〝もともと殺戮は戦争とは関係がなく、戦争は国家とは関係がなく、国家は権力とは何の関係もないのではないか? これらはたがいにまったく別系列の概念なのではないか? すくなくとも現在、私たちはすでにそれらを別々に考えるべき、あたらしい段階にいるのではないか?〟……「あとがき」より
版元から一言
きっと世界がちがってみえてくる!実力派詩人・批評家が世界史の深部を探る。殺戮、戦争、国家、権力……自明のことがみるみる自明性を失っている現在、詩的発想は、既知のことばを踏み破るように「世界の変質」を言い当てる。
上記内容は本書刊行時のものです。