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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
直接取引:あり(その他)
七人の弟子
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ15mm
192ページ
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年12月2日
- 登録日
- 2024年11月13日
- 最終更新日
- 2024年11月13日
書評掲載情報
2025-01-18 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
「三十九歳ですが、チャンスをください」
「中年再生工場」を名乗る談四楼のもとには、年齢も境遇もさまざまな入門志願者たちがやってくる。 破天荒な兄弟子からの預かり弟子・わんだ、もとは担当編集者だった寸志、五十一歳で入門した初の女性弟子・だん子、お笑い芸人から転身した只四楼、沖縄出身の“大ノセ”の青年・琉四楼、東大卒の元商社マン・半四楼。
コロナ禍の過酷な日々も少しずつ落ち着きを取り戻し、半四楼の二ツ目昇進が決まりほっとしていた矢先、四年半来なかった新たな志願者が現れてーー。
それで弟子という存在をあらためて考えたのだ。彼らはいかにして私に辿り着いたのかと。私には談志しかいなかった。一本槍だった。弟子にしてもらえなければ他の道を歩んでいたのは確実で、果たして彼らはそこまで思い詰めて弟子入りにきたのだろうか。
それぞれの弟子たちの成長を描いた書き下ろし小説『七人の弟子』に加え、廃めていった弟子に思いを馳せる『長四楼のこと』、七代目への“三日間だけ”の弟子入りを描いた『三日間の弟子』全三篇を収録。
他の何にもたとえることのできない、師弟関係の真髄に迫る渾身の“弟子”小説!
目次
七人の弟子
長四楼のこと
三日間の弟子
上記内容は本書刊行時のものです。