版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
メディアエコロジー 桂 英史(著) - 左右社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

メディアエコロジー (メディアエコロジー) 端末市民のゆくえ (タンマツシミンノユクエ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:左右社
四六変形判
384ページ
並製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-86528-393-8   COPY
ISBN 13
9784865283938   COPY
ISBN 10h
4-86528-393-5   COPY
ISBN 10
4865283935   COPY
出版者記号
86528   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年1月1日
書店発売日
登録日
2023年12月13日
最終更新日
2024年3月5日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2024-03-30 朝日新聞  朝刊
評者: 椹木野衣(多摩美術大学教授・美術評論家)
MORE
LESS

紹介

「便利」「簡単」が行き着いた成れの果ての現代社会、
デジタル技術のもたらす資本主義の規模と速度に、もはや人間の知覚は追いつかず、
世界は途方に暮れている──。

SNSと広告モデルが極限まで発展し、行動も欲望も表現さえも支配された日常は変えられるのか?
根源的に問い直すべきは「知る/伝える」のあり方、すなわちメディアの生態学(エコロジー)である。
F・ガタリのポスト・メディアの構想を基盤に、「端末市民」たちの現在と未来を論じる入魂の論考8篇!

目次

いささか長い序論 コミュニケーションの危機とメディアのエコロジー
第一章 消失と終焉 端末市民の「残余」をめぐって
第二章 「期待の地平」と「再帰性」をめぐるメディア論的省察
第三章 プロメテウスのための新しい命法 ポストメディア運動としてのメディア・アート
第四章 アートはコミュニケーションか 分裂生成と「芸術の臨床」
第五章 到来の思考 端末市民を問い続けること
第六章 世界の再・植民地化と個の刷新 端末市民と超・文書主義をめぐって
第七章 痕跡を消せ メディアエコロジーの条件
あとがき

前書きなど

「メディアのエコロジーを、技術の面から、そしてコスモポリタニズムとしての端末市民という側面から、
あるいはテクノロジーを駆使して表現し続けること、そして人間と自然、人間と社会、人間と芸術を思考し続けること。そのメディア論的思考が「ポストメディアの条件」にほかならない。」(いささか長い序論より)

著者プロフィール

桂 英史  (カツラ エイシ)  (

1959年、長崎県生まれ。メディア論、芸術実践論、図書館情報学。東京藝術大学大学院映像研究科教授。「RAM Association」プロデューサー。図書館情報大学大学院修士課程修了。せんだいメディアテークや川口市メディアセブンなどの各種公共文化施設の立ち上げに携わる。著書に『表現のエチカ 芸術の社会的な実践を考えるために』(2020)、『インタラクティヴ・マインド 近代図書館からコンピュータ・ネットワークへ』(新版、2002)、『人間交際術 コミュニティ・デザインのための情報学入門』(2001)、『司馬遼太郎をなぜ読むか』(1999)、『東京ディズニーランドの神話学』(1999)、『メディア論的思考 端末市民の連帯意識とその深層』(1996)、『図書館建築の図像学』(1994)、監訳にJ・キャンベル『世界の図書館 美しい知の遺産』(2014)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。