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エドワード・サイード ある批評家の残響 中井亜佐子(著/文) - 書肆侃侃房
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エドワード・サイード ある批評家の残響 (エドワードサイード アルヒヒョウカノザンキョウ)

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発行:書肆侃侃房
四六判
208ページ
並製
価格 1,700円+税
ISBN
978-4-86385-612-7   COPY
ISBN 13
9784863856127   COPY
ISBN 10h
4-86385-612-1   COPY
ISBN 10
4863856121   COPY
出版者記号
86385   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年12月11日
最終更新日
2024年3月4日
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書評掲載情報

2024-03-23 朝日新聞  朝刊
評者: 三牧聖子(同志社大学准教授・国際政治)
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紹介

エドワード・サイード没後20年

文学、音楽、パレスチナ問題など分野横断的に論じた批評家、エドワード・サイード。ポストコロニアル批評の先駆者として『オリエンタリズム』などの著作を残した。イスラエルによるガザへの軍事攻撃が激化。いまサイードの著作が読みなおされている。彼にとって、批評とはどのような営為だったのか? 没後20年をむかえた今、その思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。


【エドワード・サイードとは?】
1935年、エルサレム生まれ。幼少期をカイロで過ごす。ハーヴァード大学で博士号を取得。その後、コロンビア大学で比較文学を教えつつ、パレスチナ解放運動にかかわる。主著『オリエンタリズム』は、人文学の学問領域の再編をうながす画期的な著作。2003年、ニューヨークで逝去、2023年に没後20年を迎えた。

著者プロフィール

中井亜佐子  (ナカイ アサコ)  (著/文

1966年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科教授。専門は英文学。オクスフォード大学博士課程修了(D.Phil.)。著書に、『日常の読書学――ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む』(小鳥遊書房、2023年)、『〈わたしたち〉の到来――英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト』(月曜社、2020年)、『他者の自伝――ポストコロニアル文学を読む』(研究社、2007年)など。翻訳に、ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃』(みすず書房、2017)など。

上記内容は本書刊行時のものです。