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捕虜収容所・民間人抑留所事典 POW研究会事典編集委員会(編集) - すいれん舎
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捕虜収容所・民間人抑留所事典 (ホリョシュウヨウジョミンカンジンヨクリュウジョジテン) 日本国内編 (ニホンコクナイヘン)

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発行:すいれん舎
B5判
960ページ
上製
価格 21,000円+税
ISBN
978-4-86369-741-6   COPY
ISBN 13
9784863697416   COPY
ISBN 10h
4-86369-741-4   COPY
ISBN 10
4863697414   COPY
出版者記号
86369   COPY
Cコード
C0521  
0:一般 5:事・辞典 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年12月20日
書店発売日
登録日
2023年11月24日
最終更新日
2024年3月28日
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紹介

1 日本全国の連合軍捕虜収容所と民間人抑留所をすべて網羅
 日本国内に存在した130か所の連合軍捕虜収容所と29か所の民間人抑留所をすべて網羅、収録した。

2 捕虜収容所・民間人抑留所ごとの詳細な事実の記録
 どこの国の捕虜が何人きて、どんな生活を送ったのか。何人亡くなり、何人帰国できたのか、捕虜収容所や抑留所はどこにあったのか。横浜軍事裁判で裁かれた収容所関係の日 本人はどのような理由でいかなる裁きを受けたのか。それらの事実をGHQの公文書をベースに、捕虜の手記、地元での記録、本人や関係者からの聞き取りなど多種多様な資料、情報源から事実を一つひとつ掘り起こした詳細な記録。

3 各施設跡を訪問できるような地図を収録
 各収容所、抑留所のトップページに施設跡と目印になるものを示す詳細な地図を収録し、読者が捕虜収容所や抑留所施設跡を訪問できるように努めた。

4 第1部で捕虜問題全般、捕虜収容所、民間人抑留所についての概説を掲載した
 捕虜問題全般、とりわけ日本が抱えてた問題等について丁寧に執筆していただいた。捕虜収容所、民間人抑留所の概説のほか、捕虜を輸送した輸送船、撃墜された連合軍飛行機の捕虜などについての論考も掲載した。

5 出典・参考文献を巻末に収容所・抑留所ごとに記載
 各捕虜収容所や抑留所ごとに出典・参考文献を記載し、出典参考文献だけで100頁に及ぶ。
 
6 事項索引、人名索引、地名索引を巻末に付した

7 探求学習に最適の資料集
 現在大学以下、すべての教育段階で探求学習重視に移行。本事典は特に平和学習や地域研究をテーマにした「探求学習」の参考資料として最適の資料集となっている。



【捕虜収容所収録一覧】
<函館地区>
函館俘虜収容所本所(函館→美唄)北海道函館市、函館俘虜収容所本所(美唄)北海道美唄市、函館捕虜収容所第1分所(室蘭→芦別市頼城)北海道室蘭市、函館捕虜収容所第1分所(芦別市頼城)北海道芦別市、函館捕虜収容所第2分所(赤平)北海道赤平市、函館捕虜収容所第3分所(歌志内)北海道歌志内市、函館捕虜収容所第4分所(西芦別)北海道芦別市、函館捕虜収容所第1派遣所(上磯)北海道北斗市、函館捕虜収容所第2派遣所(亀田)北海道函館市、函館捕虜収容所第1分遣所(八雲)北海道八雲町
<仙台地区>
仙台本所 岩手県北上市、仙台俘虜収容所第1分所(湯本・常磐炭鉱)福島県いわき市、仙台俘虜収容所第2分所(好間)福島県いわき市、仙台俘虜収容所第3分所(細倉鉱山)宮城県栗原市、仙台俘虜収容所第4分所(大橋)岩手県釜石市、仙台俘虜収容所第5分所(釜石)岩手県釜石市、仙台俘虜収容所第6分所(尾去沢/花輪)秋田県鹿角市、仙台俘虜収容所第7分所(花岡)秋田県大館市、仙台俘虜収容所第8分所(小坂)秋田県小坂町、仙台俘虜収容所第9分所(酒田)山形県酒田市、仙台俘虜収容所第10分所(和賀仙人)岩手県北上市、仙台俘虜収容所第11分所(上北)青森県七戸町
<東京地区>
参謀本部駿河台分室(文化キャンプ)東京都千代田区、東京俘虜収容所本所(品川→大森)東京都品川区&大田区、東京俘虜収容所付属病室(品川俘虜病院)東京都品川区、横須賀海軍警備隊植木分遣隊(海軍大船捕虜収容所)神奈川県鎌倉市、東京俘虜収容所第1分所(川崎大島町)神奈川県川崎市、東京俘虜収容所第2分所(川崎市扇町)神奈川県川崎市、東京俘虜収容所第3分所(横浜球場)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第3分所(北越電化)新潟県長岡市、東京俘虜収容所第3分所分遣所(長岡日通)新潟県長岡市、東京俘虜収容所第4分所(直江津)新潟県上越市、東京俘虜収容所第5分所(新潟臨港)新潟県新潟市、東京俘虜収容所第6分所(諏訪)長野県茅野市、東京俘虜収容所第7分所(日立大雄院)茨城県日立市、東京俘虜収容所第8分所(日立本山)茨城県日立市、東京俘虜収容所第9分所(足尾砂畑)栃木県日光市、東京俘虜収容所第9分所分遣所(足尾町野路又)栃木県日光市、東京俘虜収容所第10分所(隅田川)東京都荒川区、東京俘虜収容所第11分所(川口)埼玉県川口市、東京俘虜収容所第12分所(満島)長野県天竜村、東京俘虜収容所第13分所(青海)新潟県糸魚川市、東京俘虜収容所第14分所(東芝鶴見)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第15分所(新潟鉄工所)新潟県新潟市、東京俘虜収容所第16分所(鹿瀬)新潟県阿賀町、東京俘虜収容所第17分所(日清製油)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第1派遣所(三菱ドック)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第3派遣所(鶴見造船)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第5派遣所(日本鋼管川崎工場)神奈川県川崎市、東京俘虜収容所第9派遣所(日本鋼管扇町工場)神奈川県川崎市、東京俘虜収容所第10派遣所(大阪造船)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第13派遣所(浅野ドック/ガーデン山)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第18派遣所(横浜耐火錬瓦)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第19派遣所(横浜船舶荷役)神奈川県横浜市、東京俘虜収容所第23派遣所(味の素/大日本化学)神奈川県川崎市、東京俘虜収容所第24派遣所(日清製粉)神奈川県川崎市
<名古屋地区>
名古屋本所 愛知県名古屋市、名古屋俘虜収容所第1分所(神岡)岐阜県飛騨市、名古屋俘虜収容所第2分所(鳴海)愛知県名古屋市、名古屋俘虜収容所第3分所(船津)岐阜県飛騨市、名古屋俘虜収容所第4分所(入鹿)三重県熊野市、名古屋俘虜収容所第5分所(四日市)三重県四日市市、名古屋俘虜収容所第6分所(高岡北海電化)富山県高岡市、名古屋俘虜収容所第7分所(富山日本曹達)富山県富山市、名古屋俘虜収容所第8分所(富山立山重工)富山県富山市、名古屋俘虜収容所第9分所(富山日通/神通)富山県富山市、名古屋俘虜収容所第10分所(伏木海陸運送)富山県高岡市、名古屋俘虜収容所第11分所(日本曹達岩瀬)富山県富山市
<大阪地区>
大阪俘虜収容所本所 大阪府大阪市、大阪俘虜収容所第1分所(築港→北福崎)大阪府大阪市、善通寺俘虜収容所市岡分遣所 大阪府大阪市、大阪俘虜収容所市岡病室 大阪府大阪市、大阪俘虜収容所附属病室(神戸俘虜病院)兵庫県神戸市、大阪俘虜収容所第2分所(神戸ハウス)兵庫県神戸市、大阪俘虜収容所第3分所(大江山)京都府宮津市、大阪俘虜収容所第4分所(生野)兵庫県朝来市、大阪俘虜収容所第4分所(多奈川)大阪府岬町、大阪俘虜収容所第5分所(敦賀)福井県敦賀市、大阪俘虜収容所第6分所(明延)兵庫県養父市、大阪俘虜収容所第7分所(武生)福井県武生市、大阪俘虜収容所第8分所(野田)滋賀県野洲市、大阪俘虜収容所第9分所(能登川)滋賀県東近江市、大阪俘虜収容所第10分所(米原)滋賀県米原市、大阪俘虜収容所第10分所(大正)大阪府大阪市、大阪俘虜収容所第11分所(六呂師)福井県大野市、大阪俘虜収容所第12分所(広畑)兵庫県姫路市、大阪俘虜収容所第13分所(津守)大阪府大阪市、大阪俘虜収容所第14分所(和歌山)和歌山県和歌山市、大阪俘虜収容所第18分所(脇浜)兵庫県神戸市、大阪俘虜収容所第2派遣所(梅田)大阪府大阪市、大阪俘虜収容所第3派遣所(淀川)大阪府大阪市、大阪俘虜収容所第4派遣所(桜島)大阪府大阪市、大阪俘虜収容所第5派遣所(川崎/丸山)兵庫県神戸市、大阪俘虜収容所第6派遣所(尼崎)兵庫県尼崎市、大阪俘虜収容所第7派遣所(播磨)兵庫県相生市、大阪俘虜収容所第8派遣所(鳴尾)兵庫県西宮市
<広島地区>
広島俘虜収容所本所 広島県福山市、広島俘虜収容所第1分所(善通寺)香川県善通寺市、広島俘虜収容所第2分所(新居浜磯浦)愛媛県新居浜市、広島俘虜収容所第3分所(玉野)岡山県玉野市、広島俘虜収容所第4分所(向島)広島県尾道市、広島俘虜収容所第5分所(因島)広島県因島市、広島俘虜収容所第6分所(大嶺)山口県美祢市、広島俘虜収容所第7分所(沖ノ山炭鉱)山口県宇部市、広島俘虜収容所第8分所(本山炭鉱)山口県山陽小野田市、広島俘虜収容所第9分所(小野田大浜炭鉱)山口県山陽小野田市、広島俘虜収容所第3派遣所(新居浜山根)愛媛県新居浜市、広島俘虜収容所第8派遣所(東見初炭鉱)山口県宇部市
<福岡地区>
福岡俘虜収容所本所、福岡俘虜収容所第1分所(健軍→多々良→席田→箱崎)福岡県福岡市、福岡俘虜収容所第2分所(香焼)長崎県長崎市、福岡俘虜収容所第3分所(八幡→小倉)福岡県北九州市、福岡俘虜収容所第4分所(門司)福岡県北九州市、福岡俘虜収容所第5分所(大峰)福岡県川崎町、福岡俘虜収容所第6分所(水巻/折尾)福岡県水巻町、福岡俘虜収容所第7分所(二瀬)福岡県飯塚市、福岡俘虜収容所第8分所(稲築)福岡県嘉麻市、福岡俘虜収容所第9分所(宮田)福岡県宮若市、福岡俘虜収容所第14分所(長崎市幸町)長崎県長崎市、福岡俘虜収容所第17分所(大牟田・三井三池炭鉱)福岡県大牟田市、福岡俘虜収容所第18分所(佐世保・相当ダム)長崎県佐世保市、福岡俘虜収容所第21分所(中間)福岡県中間市、福岡俘虜収容所第22分所(忠隈)福岡県飯塚市、福岡俘虜収容所第23分所(桂川)福岡県桂川町、福岡俘虜収容所第24分所(江迎・潜龍炭鉱)長崎県佐世保市、福岡俘虜収容所第25分所(大牟田電気化学)福岡県大牟田市、福岡俘虜収容所第26分所(吉隈)福岡県桂川町、福岡俘虜収容所第27分所(田川)福岡県田川市、福岡俘虜収容所第6派遣所(田ノ浦)熊本県芦北町、福岡俘虜収容所第7派遣所(下松)山口県下松市、福岡俘虜収容所第13派遣所(佐賀関)大分県大分市

【民間人抑留所収録一覧】
北海道抑留所(北海道小樽市)、秋田県毛馬内抑留所(秋田県鹿角市)、秋田県舘合抑留所(秋田県横手市)、宮城県第1抑留所〔仙台第1〕(宮城県仙台市)、宮城県第2抑留所〔仙台第2〕(宮城県仙台市)、岩手県盛岡抑留所(岩手県盛岡市)、福島県抑留所(福島県福島市)、埼玉県抑留所〔浦和〕(埼玉県さいたま市)、東京抑留所(東京都世田谷区)、東京第1抑留所〔聖フランシスコ修道院〕(東京都大田区)、東京第2抑留所〔関口台〕(東京都文京区)、東京チリ公使館抑留所(東京都港区)、神奈川県第1抑留所〔横浜競馬場〕(神奈川県横浜市)、神奈川県第1抑留所〔内山〕(神奈川県南足柄市)、神奈川県第2抑留所〔横浜ヨットクラブ〕(神奈川県横浜市中区)、神奈川県第2抑留所〔戸塚〕(神奈川県横浜市泉区)、神奈川県七沢抑留所(神奈川県厚木市)、愛知県天白村抑留所(愛知県名古屋市天白区)、愛知県石野村抑留所〔広済寺・広沢寺〕(愛知県豊田市)、兵庫県第1抑留所〔カナディアンアカデニー〕(兵庫県神戸市中央区)、兵庫県第2抑留所〔イースタンロッジ〕(兵庫県神戸市中央区)、兵庫県第3抑留所〔バターフィールド&スワイヤ〕(兵庫県神戸市中央区)、兵庫県第4抑留所〔シーメンズミッション→マークスハウス〕(兵庫県神戸市中央区)、兵庫県再度山抑留所(兵庫県神戸市中央区)、広島県三次抑留所(広島県三次市)長崎県抑留所〔浦上聖マリア学院→聖母の騎士神学校〕(長崎県長崎市)、福岡県英彦山抑留所(福岡県田川郡)、佐賀県小城郡清水抑留所(佐賀県小城市)、熊本県阿蘇郡栃ノ木抑留所(熊本県阿蘇郡)、外国人疎開〔軽井沢〕(長野県軽井沢町)

目次

【目次】

刊行にあたって
この事典の編集方針
〔総論〕捕虜、その処遇を巡る闘い
本土空襲の墜落米軍機と捕虜飛行士
〔概説〕日本国内の捕虜収容所

≪捕虜収容所≫
函館地区
仙台地区
東京地区
名古屋地区
大阪地区
広島地区
福岡地区

≪民間人抑留所≫
太平洋戦争下の民間人抑留

≪コラム≫
捕虜輸送船の沈没
泰緬鉄道と捕虜
赤十字の訪問
赤十字救恤品とその輸送方法について
通信(手紙・電報・ラジオ)
脱走捕虜の処罰
空襲・原爆・艦砲射撃による収容所の被害と死者
英連邦戦死者墓地
救援物資投下作戦
収容所・抑留所跡の慰霊碑や説明板
銘々票
軍属
元捕虜の反日行動への日本政府の対応
イタリア休戦宣言後におけるイタリア軍人の動向
捕虜の帰還
重願寺

≪参照資料一覧≫
ジュネーブ条約
ポツダム宣言
軍令/軍政組織図
俘虜取扱規則
外地収容所地図
外地収容所一覧表
俘虜移管概見表
捕虜輸送船・全リスト
内務省警保局「外事関係非常措置に関する件」1941.11.28
内務省警保局「抑留敵国人取扱要綱」1942.1.30
内務省警保局「抑留強化の通牒」1942.8.18
内務省通牒「抑留敵国人処遇取締基準」1943.2

人名索引
地名索引
事項索引

版元から一言

タブー視されたテーマに切り込み、戦争の新しい事実を掘り起こした画期的労作!!

著者プロフィール

POW研究会事典編集委員会  (ピーオーダブリューケンキュウカイジテンヘンシュウイインカイ)  (編集

編集委員
内海愛子・小宮まゆみ・佐久間美羊・笹本妙子・高田ミネ・福永徳善

上記内容は本書刊行時のものです。