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大安寺 国家筆頭大寺へのあゆみ
B6判
縦182mm
横128mm
厚さ11mm
重さ 208g
162ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年6月17日
- 書店発売日
- 2020年5月29日
- 登録日
- 2020年5月14日
- 最終更新日
- 2021年8月29日
紹介
長期にわたる発掘調査により明らかになった、大官大寺跡の、
他を凌駕する壮大な規模の九重塔や寺院構造。当時の東アジア
諸国間の関係を視野に入れながら、国家寺院における九重塔の
建設の実態と、背景にある歴史的意義について考察する。
今日までの様々な研究や発掘による成果に基づき、その宗教的
意義や文化的意義を再認識する講座の単行本化第三弾。
目次
はじめに
第一章 舒明天皇発願の百済大寺……氏寺(私寺)から官寺へ/
舒明天皇とその政治/百済大寺の造営経過/吉備池廃寺の発掘
/吉備池廃寺の性格と寺名/百済大寺跡発見の古代史研究上の
意義/舒明天皇時代の再評価/小山田古墳と舒明天皇初葬陵
第二章 天武朝大官大寺と文武朝大官大寺……官寺制の成立と大
官大寺/『日本書紀』『大安寺伽藍縁起』などから窺える大官
大寺の造営経過/『続日本紀』などに見える大官大寺の造営
第三章 大官大寺の研究のあゆみ……大官大寺とその遺跡/江戸
時代・明治時代の研究/昭和時代の研究
第四章 大官大寺跡の発掘……奈良国立文化財研究所による発掘
/小字「講堂」土壇の発掘/中門と回廊の発掘調査/寺域東辺地
域の発掘調査/金堂推定地の発掘調査/塔跡の発掘調査/講堂
跡と回廊の発見/寺域北限塀の発見/大官大寺の伽藍、堂塔の
特色/焼亡時の堂塔の状況と伽藍の建立年代/天武朝大官大寺
と文武朝大官大寺との関係
第五章 東アジア諸国の国家寺院と九重塔建立藍……東アジア諸
国での木造九重塔の建立/北魏洛陽城と北魏の仏教寺院/永寧
寺の創建と伽藍/新羅の皇龍寺/百済の弥勒寺/高句麗の清岩
里廃寺
主な参考文献
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。