.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
不明
取引情報
取引取次:
ト|ニ|楽天|新日本|八木
直接取引:あり(自社)
日本人のものの見方
〈やまと言葉〉から考える
発行:青灯社
四六判
重さ 330g
284ページ
並製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2015年9月
- 書店発売日
- 2015年9月27日
- 登録日
- 2015年9月15日
- 最終更新日
- 2016年6月21日
書評掲載情報
2015-12-11 |
週刊読書人
評者: 杉本耕一=愛媛大学准教授・日本倫理思想史専攻 |
MORE | |
LESS |
紹介
日本の風土・文化・生活から編み出されてきた〈やまと言葉〉は、歴史の試練を耐えぬき、日本人古来の知恵と心のあり方を現代に伝える宝庫。
聞き慣れた日本語も、その〈やまと言葉〉としての個々の源をたどれば、奥深く、時には意外な成り立ちが見えてくる──。
これらに共通するのは、「しなやかさ」「たおやかさ」と「調和」への理想であった。
・「優」とは「すぐれていること」だが、後にとりわけ「やさしさ」を表すものになった。
・「しあわせ」とは、複数のものごとを調和した状態に「仕合わせる」ことからきている。
・「あきらめ」は本来「明らめ」であり、つまり世界と自己への理解と了解からくる「さとり」の境地を意味した。
自己・宗教・喪失と罪悪・仕事などとの関わり方と照らし合わせながら、〈やまと言葉〉に内包された、日本人が育んできたものの見方と心のあり方をたどる。
目次
序論 〈やまと言葉〉で考える
第一章 日本人の「自己」の構造
第二章 日本人は「宗教心」に篤いのか
第三章 ニヒリズムを超えて
第四章 「仕事」と日本人
第五章 憂き世を浮き世に
上記内容は本書刊行時のものです。