版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
突破するデザイン ロベルト・ベルガンティ(著/文) - 日経BP
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

突破するデザイン (トッパスルデザイン) あふれるビジョンから最高のヒットをつくる (アフレルビジョンカラサイコウノヒットヲツクル)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:日経BP
A5判
352ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-8222-5525-1   COPY
ISBN 13
9784822255251   COPY
ISBN 10h
4-8222-5525-5   COPY
ISBN 10
4822255255   COPY
出版者記号
8222   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年6月21日
最終更新日
2017年6月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

愛される商品・サービスの開発には常識の枠を突破したアイデアが必ずあった!
ヨーロッパから世界へ――心を揺さぶる商品を生み出すとびきりのアプローチ

高性能なのに簡単でしゃれたサーモスタット、リラックスできる画像診断装置、
5本指アウトドアシューズ、ハイファッションレンタル、リビングベッドルーム……
固定観念を覆し、生活を一変する斬新な製品やサービスはこうやって生み出された!

企業や組織におけるリーダーシップやイノベーションの専門家である著者が、
アイデアが多すぎて迷いがちな時代に、最高のヒット商品・サービスを生み出す
新たな開発手法「意味のイノベーション」を、豊富な事例とともに明かします!

◆最高のヒットをつくる大原則◆

・HOW(手段)でなく、WHY(目的)から始める
・ユーザーの意見でなく、自分のアイデアから始める
・たくさんのアイデアはいらない、1つを大事に育てる

◆最高のヒットをつくる手法「意味のイノベーション」のプロセス◆

1. 自分:ストレッチ 自身の仮説を、批判精神を持って、深め、広げる
2. ペア:スパーリング 信頼できるパートナーとペアを組み、疑問をぶつけ合う
3. ラディカルサークル:衝突と融合 複数のペアが集まり、異なる仮説を比較、融合する
4. 解釈者:問いかけ 共通のビジネス戦略を持ち、異なる視点を持つ専門家から意見をもらう
5. 顧客・人々:実践 プロトタイプをつくり、実際に使用してもらう

◆本書で紹介している世界のヒット商品・サービス◆

・フィリップス(オランダ)AEH(リラックスできる画像診断装置)
・ビブラム(イタリア)ファイブフィンガーズ(5本指アウトドアシューズ)
・アルファ ロメオ(イタリア)4C
・IKEA(スウェーデン)シーズン家具(季節ごとに家具や布製品を変える)
・ヴォックス(ポーランド)リビングベッドルーム
・ネスト(米国)サーモスタット(デザイン性が高く、自動学習で設定要らず)
・ヤンキーキャンドル(米国)香りつき高級ロウソク
・インテュイティブサージカル(米国)da Vinciサージカルロボット
・レント・ザ・ランウェイ(米国)ハイファッションレンタル

その他、Airbnb、Uber、アップル iPhoneとスナップチャット、STマイクロエレクトロニクス MEMSアクセラレーターと任天堂 Wii、インテュイット クイックブックス、イータリー グローサリーストアなど

目次

はじめに

第1章 意味のイノベーション あふれるアイデアに圧倒される世界

Part1 価値 意味のイノベーションが重要である理由
第2章 新たな意味の探究 人々にとっての価値
第3章 意味による競争優位 ビジネスの価値

Part2 意味のイノベーションの原則 アイデアを超えて意味へ
第4章 内から外へのイノベーション 贈り物をつくる
第5章 批判精神 深いビジョンの探究

Part3 意味のイノベーションのプロセス 方法論とツール
第6章 ビジョンをつくりだす 「自分」から「人々」へ
第7章 意味のファクトリー 内部での批判
第8章 解釈者のラボ 外部からの批判

付録 新しい意味の拡がり意味のイノベーションの事例
日本語版へのエピローグ
日本語版解説
原注

著者プロフィール

ロベルト・ベルガンティ  (ロベルトベルガンティ)  (著/文

イタリア ミラノ工科大学教授。専門はリーダーシップ論、イノベーション論。大学でマネジメントとデザインのコースを担当する一方で、経営者に対してデザインとイノベーションのマネジメント教育を行う研究組織であるMaDe In Lab を指揮する。マイクロソフトやボーダフォン、アレッシィや任天堂など、100社以上のイノベーションプロセスとその課題を調査している。著書に『デザイン・ドリブン・イノベーション』(クロスメディア・パブリッシング)。 ウェブサイト www.verganti.com

八重樫 文  (ヤエガシカザル)  (著/文

立命館大学経営学部教授。立命館大学デザイン科学研究センター長。1973年北海道生まれ。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。修士(学際情報学)。デザイン事務所勤務、武蔵野美術大学助手、福山大学専任講師、立命館大学准教授を経て、2014年より現職。専門はデザイン論、デザインマネジメント論。著書に『デザイン・バイ・マネジメント』(共著、青山社)、『デザインの次に来るもの』(共著、クロスメディア・パブリッシング)、訳書に『デザイン・ドリブン・イノベーション』(共訳、クロスメディア・パブリッシング)。

安西 洋之  (アンザイヒロユキ)  (著/文

モバイルクルーズ株式会社代表取締役。上智大学文学部仏文科卒業後、いすゞ自動車入社。欧州自動車メーカーへのエンジンなどのOEM供給ビジネスを担当後、独立。1990年よりミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーとして欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画している。国際交渉のシナリオ立案とデザイン企画を得意としている。また、海外市場攻略に役立つ異文化理解アプローチ「ローカリゼーションマップ」を考案し、執筆、講演、ワークショップ等の活動を行っている。著書に『イタリアで、福島は。』『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』(以上クロスメディア・パブリッシング)、『ヨーロッパの目、日本の目 文化のリアリティを読み解く』(日本評論社)、『デザインの次に来るもの』(共著、クロスメディア・パブリッシング)、『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』(共著、日経BP社)。

立命館大学経営学部DML  (リツメイカンダイガクケイエイガクブディーエムエル)  (翻訳

後藤 智(ごとう さとる) 東洋学園大学現代経営学部 専任講師 小山 太郎(こやま たろう) 中部大学研究推進機構 専任講師 重本 祐樹(しげもと ゆうき) 慶應義塾大学政策・メディア研究科 特任助教 清田 和宏(きよた かずひろ) 立命館大学大学院 博士前期課程 安藤 拓生(あんどう たくお) 立命館大学大学院 博士後期課程 牧野 耀(まきの ひかる) 立命館大学大学院 博士後期課程 羽山 康之(はやま やすゆき) 株式会社AXIS デザイン研究所 コンサルタント

上記内容は本書刊行時のものです。