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一歩いっぽ
安心の地域づくりを
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年11月6日
- 書店発売日
- 2024年11月6日
- 登録日
- 2024年10月23日
- 最終更新日
- 2024年11月28日
紹介
著者は酪農家や病院や大学などで活動してきた。いくつかの団体・組織の機関紙、専門雑誌、講演記録集などに、その時代時代の必要に応じ執筆した原稿の中から何点かをピックアップし、可能な限り年代別に整理してみました。
目次
まえがき
一.戦争に翻弄された少年時代そして酪農民に
平和への道を歩み始めた原点
戦争の怖さを実感した小学校5年生
飛行場づくりに動員された中学校時代
学生時代に生き方の方向性を見つけた
酪農民となって
青年運動と学習活動
やっこら会のメンバーの政治意識の高揚
安保闘争と乳価闘争
町に社会教育主事を
多津衛民芸館への道
開拓農民の深刻な健康問題
二.小諸厚生病院での医療運動
住民参加の地域保健・福祉活動
保健活動を住民主体で
地域での演劇活動
年に一度、病院を全面開放して病院祭
生活指導員会との共同活動
小諸・北佐久地区保健担当者連絡会
北御牧村の全村健康管理
「実践保健大学」の開始
民主的な労働組合を目ざして
小諸支部従業員組合設立
医療は患者・住民とともに
労働組合を変えた住民アンケート
労働組合が地域医療懇談会で種を蒔く
労働組合結成周年式典でのあいさつ
機関紙「かわら版」から
事実を正しく捉えようー田中内閣の発足にあたってー
厳しい経済情勢と病院の対応
組合大会に向けて
健保改悪反対闘争の評価
みんなで練り上げよう病院の未来像
主張 身支度をととのえて八十年代に立ち向かおう
居住地での健康を守る組織づくり本年度方針に基づいて
臨調路線をはねかえす力を培おう84春闘にむかって
トマホークは許すまじ反核の根を限りなく拡げよう
三.医療労働にロマンと情熱を
戦後の協同組合医療運動と長野県での動き
組織民主化の闘い
長野県厚生連従業員組合の運動方針
協同組合運動の実践者
組合員・住民の自主的な健康を守る運動
医療労働組合の社会的使命
いまこそ2本柱の運動が必要
協同組合が協同組合らしく
協同組合と労働組合の共同
協同組合を学び、長厚労を高める
医療労働に情熱をもって
労働組合運動のなかで力を注いだこと
国民医療研究所での医療民主化の取り組み
第23回全国医療研究集会の基調報告(1995年)
医療情勢の特徴
国民の健康実態
医療労働者の状態
国民の命と健康と人権を守る医療運動
医療研運動の意義
社会進歩の運動に貢献しよう
四.食糧と健康守る共同を草の根で
地元産無(低)農薬野菜を病院給食へ導入
病院給食への無農薬特別メニューを契機に
「それでもあなたは食べますか」
安全な〈食〉への取り組み
生産者や地元農協との交流・学習
無農薬へまずできることから
価格の設定
病院だけでなく学校給食にも
食料と健康を守る佐久地区連絡会
待たれていた組織の結成
市民権を得てこそ地区食健連の本領発揮
かつて「ふつう」であった「地産地消」を現代的に整備しよう
「学校給食に地元農産物を」の合意づくりを
五.ひとりぼっちにならない・しない元気なうちは人と地域のお役に立とう
非営利・協同懇談会から高齢者生活協同組合へ
時代の特徴と設立の背景
長野県非営利・協同組合懇談会と佐久地区協同集会
長野県高齢者協同組合の設立
設立後のあゆみ(主なこと)
若月俊一先生の協同組合とワーカーズコープへの期待
協同組合と「反資本」
「医療の民主化」と「地域の民主化」と「参加」
協同組合と「経営参加」
地域が見守る佐久病院のこれから
六.長野大学で学生たちとともに
地域ケアが根づくことを願って
「地域ケア論」「地域ケア実践論」をなぜ担当するに至ったか
開拓地での農民の暮らし
地域ケアの意味と歴史
地域ケアの実態
どのような授業を心掛けたか
本学部に「地域ケア論」「地域ケア実践論」を設けることの意義
戦後60年に思う─長野大学退職の年に─
教育を変える
健康の自己責任と憲法条
七.住民主体の安心の地域づくり
小諸・上小地区での介護施設づくり住民連絡会
燃える農家のかあちゃんたち
住民の声から
施設の青写真づくり
支部づくりと農協の出番
運動の成果が見えてきた
上田市豊殿地区の住民による「安心の地域づくり」
自分たちの病院がほしい
運動は手弁当
医療・福祉施設誘致委員会とJA信州うえだの力
「安心の地域づくりセミナー」での学びから意識の変革へ
定期的に交流拠点サロン「ひなたぼっこ」開設
あとがき
経歴および主要著作
上記内容は本書刊行時のものです。