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「食料・農業・農村基本法」見直しは「穴」だらけ!?
気鋭の経済学者と元農水官僚が徹底検証
発行:筑波書房
A5判
71ページ
並製
価格
900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年10月2日
- 書店発売日
- 2024年10月2日
- 登録日
- 2024年8月27日
- 最終更新日
- 2024年9月30日
紹介
改正基本法は、すでに今年(2024年)5月に国会承認を経ているが、今回の基本法見直しの課題と「穴=盲点」について、経済学者で淑徳大学大学院客員教授の金子勝さんと元農水省官僚で農政アナリストの武本俊彦さんに語り合ってもらった。
目次
はじめに 淑徳大学大学院客員教授・慶応大学名誉教授 金子勝
現実を直視し、農政の歩みを振り返る
1 大急ぎで「かたち」だけを整えた「見直し」
5年に一度の進捗点検も履行せず―会計検査院が「おかしい」―
2「疲弊する農山漁村」の実態を把握しているか?
農業のみならず、農山漁村地域が総崩れに
3 必要不可欠な省庁横断的な「定住推進政策」
みどりの食料システム戦略もスマート化も実現性が薄い
4 大規模化だけの「成長型モデル」を転換
新たな「食料システム」の立ち上げこそ急務
5 リスクも不安もない食料を正当な価格で手に入れる
適正な価格形成を法制化するには
6 国内産地の衰退は加工・流通業と消費者の「危機」
コメ不足報道の裏にある経済格差と貧困に目を向ける
7 有機農業に不可欠な地域における「耕畜連携」
農家の「営為を評価しなくていいのか」の視点
補論 何が日本の農村を荒廃に向かわせるのか?
おわりに 農政アナリスト・元新潟食料農業大学教授 武本俊彦
惜別 生活クラブ連合会顧問 加藤好一さん―常に「産地」とともに生きんとした人へ―
上記内容は本書刊行時のものです。