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ブリュヌチエール アントワーヌ・コンパニョン(著/文) - 水声社
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ブリュヌチエール (ブリュヌチエール)

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発行:水声社
A5判
400ページ
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-8010-0827-4   COPY
ISBN 13
9784801008274   COPY
ISBN 10h
4-8010-0827-5   COPY
ISBN 10
4801008275   COPY
出版者記号
8010   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年11月10日
書店発売日
登録日
2024年8月27日
最終更新日
2024年10月31日
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紹介

現代フランスの政治と文学の起源へ
1900年頃、ドレフュス事件による激震のさなかにあった世紀転換期フランス。
文学理論の泰斗は、忘れ去られた保守派の批評家ブリュヌチエールを歴史の舞台に上げる。
ある知識人の著作や書簡をプリズムとして、危機の時代における文芸・宗教・政治の交錯を活写するミクロ・ヒストリー。

目次

序論
 Bacプラスゼロ
 失墜はいっそう厳しく

第1章 ユダヤのフランス
 立場のはっきりしない文人たち
 便利な特異体質
 アレクサンドル・サンジェ夫人、旧姓ラティスボンヌ
 「カトリック教会の外に救済なし!」
 フロールのサロン

第2章 アメリカの印象
 ジョゼフ・レナック、ジャーム・ダルメストテール、アナトール・ルロワ゠ボーリウ、そしてビュローズ夫人
 〈客員教授〉のモデル
 ゾラ、ノックアウト負け
 女性、金銭、ケベック

第3章 アンガージュマン
 訴訟のあと
 可動的民主主義かアンシャン・レジームか
 怒れるフロール・サンジェ
 ニューヨーク‐パリ

第4章 危険を冒す
 「不正義によって正義に達することはない」
 フランス祖国同盟
 ペロー氏の女婿
 「あの信じがたい手品」

第5章 ではカトリックのフランスなのか?
 フロールと護教論
 修道院のユダヤ女
 知られざる傑作

結論
 あえて名のろうとしない反ユダヤ主義なのか?
 絶望した者か、それとも社会主義の教皇か?


人名索引

訳者あとがき

著者プロフィール

アントワーヌ・コンパニョン  (アントワーヌコンパニョン)  (著/文

1950年、ブリュッセルに生まれる。コレージュ・ド・フランス名誉教授。アカデミー・フランセーズ会員。専攻、フランス文学。主な著書に、『近代芸術の五つのパラドックス』(水声社、1999年)、『文学をめぐる理論と常識』(岩波書店、2007年)、『ロラン・バルトの遺産』(みすず書房、2008年)、『第二の手、または引用の作業』(2010年)、『文学史の誕生』(2020年、以上、水声社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。