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夕日の坂道 佐竹三佳(著/文) - ふらんす堂 【利用可】
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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
夕日の坂道
四六判
194ページ
価格
2,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年12月25日
- 書店発売日
- 2024年12月26日
- 登録日
- 2024年12月5日
- 最終更新日
- 2024年12月20日
紹介
◆第一句集
朝蟬や通天閣に月のこる
朝月の下に通天閣を望み、平安貴族が都から熊野詣に向かった古の熊野街道を歩き、年の湯に四天王寺の除夜の鐘を聞く。
大阪の歴史が、三佳さんの日常の作品にさりげなく顔をのぞかせる。
序より・小川軽舟
◆小川軽舟抄出十句
毛糸編む恋の終ひは吾が決めし
父の手の胡桃しめつてゐたりけり
手術台雪の記憶に墜ちてゆく
明け方の枕のくぼみ西鶴忌
うすらひの溶けたる魚のなみだかな
熱燗を口がむかへに行きにけり
松高く大華厳寺の門涼し
さくさくと葱をきざみて考へず
初時雨母の重さの腰にくる
顔捨てて坐りし男暦売
上記内容は本書刊行時のものです。
