.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
俳句以後の世界
四六判
238ページ
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年10月23日
- 書店発売日
- 2024年11月7日
- 登録日
- 2024年8月1日
- 最終更新日
- 2024年11月1日
紹介
◆俳句界に問う一書
「俳句」とは偶発的な何かでしかないが、同時に一つのフォルムでもあるだろう。本書はこの偶発性とフォルムをめぐる種々の考察である。端的に言えば、本書はフォルムという可能性とその究極的な不可能性についての著作である。
(「フォルムと語り─序にかえて」より)
目次
フォルムと語り ─ 序にかえて
Ⅰ 俳句と俳句以後
不可知について─ 純粋俳句論と現代
高野素十と「俳句以後」の時代
預言者の沈黙─ 草田男におけるイソップ
月はなぜ笑ったか─ 永田耕衣論
歌謡と戯れ─ 阿部完市論
明晰さについて─ 能村登四郎の俳句と方法
身体(性)というアノマリー─ 葛原妙子、正木ゆう子、阿部完市
終わらない日常のための終わらない俳句─ 俳句甲子園の行方と俳句の終わり
Ⅱ 多言語化する俳句
多様性について
世界俳句/国際俳句というパズル
俳句の多言語化とその無秩序の行方─ フルガー、バス、鈴木六林男
オーストラリア誌コルダイトポエトリーレビューにおける俳句特集について
後書き
刊行にあたり
上記内容は本書刊行時のものです。