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学べる理論問題集日商簿記1級・全経簿記上級
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年7月23日
- 書店発売日
- 2023年7月21日
- 登録日
- 2023年6月21日
- 最終更新日
- 2023年7月26日
紹介
1会計基準の趣旨や理由、数値例や仕訳例を掲載!
2収益認識基準や株式引受権などの新会計基準、原価計算基準を掲載!
3講師による動画解説(一部)付き!
4解答を隠すしおり付き!
5重要度に応じて効率的に学習!
1会計基準の趣旨や理由、数値例や仕訳例を掲載!
理論問題の解説に、会計理論の趣旨や理由をできるだけ掲載するとともに、数値例や仕訳例などを掲載しました。これにより理論の理解だけでなく、仕訳の理解を深めることができます!
2収益認識基準や株式引受権などの新会計基準、原価計算基準を掲載!
最近の本試験では最新の会計基準をよく出題する傾向があり、また日本商工会議所が公表している本試験の「出題の意図」でも新しい会計基準について積極的に学習することをすすめています。
そこで、本書では、「収益認識に関する会計基準」、「株式引受権」、「関連当事者」、「会計上の見積りの開示」など新しい会計基準も掲載しています。
また、工業簿記・原価計算対策として「原価計算基準」も掲載しています。
3講師による動画解説(一部)付き!
全章のうち一部の章について、受験生が苦手としやすい論点を中心に、ネットスクールWEB講座日商簿記1級商業簿記・会計学講師中村先生による動画解説をインターネット上で視聴することができます。
QRコードの読み取りまたはアドレスの直接入力で動画を視聴できます。
4解答を隠すしおり付き!
基本的に左ページに問題文を配置し、右ページに解答、解説を配置しています。そこで、問題を解くときに解答が見えないようにしおりを付けました(電子書籍には付いておりません)。
問題を解くときは、しおりで右ぺージの解答を隠して使うようにしてください。
(なお、ページの配置上、やむを得ず解答が左ページにあるものも一部あります。)
5重要度に応じて効率的に学習!
各問題の重要度を3段階に分け、重要度の高い論点を先に1回転し、2回転目は次に重要な論点を学習します。そして、最後に細かい論点を学習することで、基本問題から応用問題まで効率的に学習できます。
目次
0 投下資本の回収と企業価値の評価
1 棚卸資産の評価
2 固定資産の減損
3 有価証券の評価
4 金銭債権の評価
5 資産除去債務
6 退職給付会計
7 リース会計
8 外貨換算会計
9 デリバティブ
10 税効果会計、法人税等
11 純資産会計
12 企業会計原則等
13 収益認識
14 会計上の変更及び誤謬の訂正
15 研究開発費、ソフトウェア
16 連結会計
17 企業結合
18 事業分離
19 包括利益
20 連結上の退職給付会計
21 在外支店、在外子会社の財務諸表の換算
22 持分法
23 キャッシュ・フロー計算書
24 会社法、金融商品取引法における財務諸表
四半期財務諸表
25 その他
繰延資産、概念フレームワーク
セグメント情報、賃貸等不動産
株式引受権、会計上の見積りの開示
関連当事者との取引
26 原価計算基準
前書きなど
はじめに
~会計理論を学ぶ方々へ~
「計算や処理はできるんだけど、理論が…」という話をよく聞きます。
これは、計算や処理の方法と、その背景にある理論を“別もの”と捉え、理論を暗記しにかかってしまっていることによるものです。
確かに、純粋に理論だけ、という内容もありますが、実際に試験で問われる理論の多くは『計算や処理の方法と密接な関係のある箇所』です。
したがって理論を学習する際にも、“理論は計算や処理と一体のもの”と捉え、その計算や処理が採用されている理論的な背景(理由)とともに学んでいくのが合理的です。
本書では、理論の問題集でありながら、理解しづらい箇所には『仕訳』や『計算方法』、そして、会計処理の『必要性』や『理由』をできるだけ入れるようにしました。
決して暗記しにかかるのではなく、これらを理解することこそが、理論に強くなる唯一の方法です。そして理論を理解すれば、計算や処理の理解も深まり、忘れにくくなっていきます。
確かに本書は、日商簿記1級、全経簿記上級の試験対策の本ではありますが、みなさんに会計理論の理解を通じて、税理士試験の財務諸表論や、公認会計士試験の財務会計論のベースになるものでもあります。
本書を通じて、会計学の理解を深め、日商簿記1級、全経簿記上級に合格するだけでなく、みなさんの人生が開かれていくことを祈念しております。
著者 公認会計士 森田文雄
上記内容は本書刊行時のものです。