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簿記ャブラリー会計用語 A to Z
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年11月20日
- 書店発売日
- 2024年11月20日
- 登録日
- 2024年10月3日
- 最終更新日
- 2024年11月20日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-11-20 |
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紹介
旧版を刊行してから、15年の歳月が経過しました。今回、現在の試験範囲に沿うように書名を含めリニューアルすることとなりました。
『簿記ャブラリー 会計用語 A to Z』は、日商簿記受験生のための、簿記用語・単語集です。英語の学習の基礎が英単語であるのと同様に、簿記についてもその中で使われている用語を知ることが学習の第一歩になります。
本書では、文章による説明だけではく、「柴山式図解」と「取引例」を使った解説をしています。仕訳の具体的なイメージや用語の財務諸表での位置がビジュアルとして理解できるように工夫してあります。
また、解説のレベルについては、最終的に税理士・公認会計士の資格をめざす方の、学習の第一歩としても使えるように考慮してあります。
ぜひ本書を、簿記受験の入門書として、また簿記・会計の世界への入り口として活用してください。
≪本書の特長≫
1.日商簿記3級・2級レベルの単語を分類・レベル・重要度別に表示することにより、学習の優先順位がつけやすいように工夫しております。
2.初めて簿記の学習をされる方に向けて、本書を読みこなすために必要な基本的な用語(簿記/仕訳/勘定科目など)を冒頭に用意しているため、本格的な学習に入る前のウォーミングアップとしてだけでなく、学習途中でつまづいたときに読み返すことができます。
3.各用語には必要に応じて取引例・仕訳・柴山式総勘定元帳(総勘定元帳を分類し、仕訳と連動させてそれぞれのエリアに該当する勘定科目へ、システマチックに転記する手法)を掲載しているため、具体的にイメージがしやすくなることにより、日商簿記検定で出題される仕訳・精算表・試算表などの問題に対応できるようになっております。
4.用語チェックとして50音順目次を掲載しているため、学習した用語を正しく覚えているか確認できます。
目次
はじめに
本書の見方と使い方
第1章 今さら聞けない基本用語
第2章 3級・2級商業簿記
第3章 2級工業簿記
50音順目次
索引
前書きなど
はじめに
1991年に専門学校で初めて簿記講座の講義を受け持ってから30年以上が経ちました。
この間、1,000人を超える簿記学習者を指導してきて、多くの初心者が「簿記の用語が難しくて勉強を進めるのが大変です……」とこぼしているのを何度も聞きました。
なかには、次から次へと出てくる会計用語の理解ができずに挫折してしまう人も少なからずいました。
これが英語の学習ならば、有名な英単語集がこれでもかというほどたくさん巷に溢れています。ボキャブラリーを増やすための良書が英語教育業界では豊富にありますね。
しかし、この30年あまりずっと不思議だったのが、とっつきにくい簿記の用語について、学習者の便宜を図った単語集がなぜか会計教育業界にはほとんど見当たらなかったことです。
そこで、英単語集ならぬ「簿記単語集」を利用してもらって、一人でも多くの簿記学習者を難解な会計用語の呪縛から解き放ちたい!そんな思いで作られたのが本書です。
日商簿記3級・2級レベルの知識があれば、会計事務所や会社の経理の仕事におけるベースのスキルが十分にあるといえます。
また、ビジネスマンの教養として、営業職のような経理以外の人材であっても、簿記3級の知識を入社の必要条件とする上場企業の話を聞いたこともあります。
簿記学習者の多さを示す客観的な事実として、最も有名な簿記の資格である日商簿記3級・2級あわせて40万人以上が受験をしています。非常に多くの方が簿記を学んでいます。
このほか、簿記や会計の基本的な知識を問う資格試験なども合わせると、簿記の基礎レベルの学習者はさらに増えますし、大学の一般教養課程などで簿記・会計関連の科目を履修される学生まで加えると、多くの方にとって簿記の学習を補完する参考書として大いにご活用いただけるのではないかと考えています。
本書では、これまでの30年以上にわたる簿記教育の経験から、簿記を初めて学ぶ方や日商簿記3級・2級などの資格試験を目指す方、大学や商業高校などで簿記の授業を受ける学生、さらにはビジネスで簿記や会計用語の難しさに悪戦苦闘されているビジネスマンにとって、簿記知識をやさしく学べ、会計ボキャブラリーに自信が持てるような工夫が随所にちりばめられています。
本書の見出し語はぜんぶで300前後あります。これに関連用語を加えると倍の600以上の重要キーワードを網羅的に学ぶことができます。これだけの簿記・会計用語をマスターできれば、日商簿記3級や2級のような資格受験の強力な武器になるだけでなく、より自信をもってビジネスで数字を扱うことができるはずです。
ぜひ、本書を楽しく活用して、ビジネスのベースとなる複式簿記の知識をしっかりとマスターしてください。
柴山政行
上記内容は本書刊行時のものです。