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出版者情報
芦生原生林を歩きつくす
フィールドワーク20年の調査と発見
発行:ナカニシヤ出版
A5判
160ページ
定価
2,000円+税
- 初版年月日
- 2021年12月28日
- 書店発売日
- 2022年1月7日
- 登録日
- 2021年12月3日
- 最終更新日
- 2021年12月3日
紹介
多様な生きものたちによって安定した生態系を維持してきた芦生原生林は、近年増殖したシカの食害によって急激に荒廃。この原生の森を次世代に引き継ぐために20年間にわたって歩きつくして調査した一フィールドワーカーの貴重な記録。
●著者紹介
福本 繁(ふくもと・しげる)
1953年 奈良県生まれ 小さいときから野山に親しむ。1971年から3年間 日本中を自転車で旅する。1975年 東北と信州の山々を長期にわたって旅する。1976年 残雪の北アルプス長期縦走。1976年から5年間 北海道大雪山で高山植物監視員。2002年 芦生に頻繁に入林 現在に至る。司法書士 京都市山科区在住
●コラム執筆
石原正恵(いしはら・まさえ)
京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授、博士(農学)。芦生研究林 林長
阪口翔太(さかぐち・しょうた)
京都大学大学院 地球環境学堂/人間・環境学研究科 助教、博士(農学)。
目次
はじめに
一般の方の芦生研究林への入林方法
1芦生原生林への誘い
芦生原生林の未来のために
原生林の四季
2芦生原生林の調査と現状
原生林との出合い、そして調査へ
希少植物の分布調査
シカの越冬調査
タヌキの溜糞調査
3これからの芦生原生林
調査から保全へ
コラム1 希少植物の域外保全プロジェクト[阪口翔太]
コラム2 大規模シカ柵で生態系を回復させる[阪口翔太]
コラム3 多様な植物を小規模柵で守る[石原正恵]
原生林を次世代に引き継ぐために
参考文献
芦生研究林基金へのご支援のお願い
あとがき
執筆者プロフィール
上記内容は本書刊行時のものです。