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【増補改訂】日本・ポーランド関係史 エヴァ・パワシュ= ルトコフスカ(著) - 彩流社
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【増補改訂】日本・ポーランド関係史 (ゾウホカイテイ ニホンポーランドカンケイシ) 1904~1945年 (センキュウヒャクヨネンカラセンキュウヒャクヨンジュウゴネン)
原書: Historia stosunków polsko-japońskich 1904-1945

歴史・地理
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発行:彩流社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ29mm
重さ 600g
471ページ
並製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-7791-2654-3   COPY
ISBN 13
9784779126543   COPY
ISBN 10h
4-7791-2654-1   COPY
ISBN 10
4779126541   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2020年1月
書店発売日
登録日
2019年12月3日
最終更新日
2020年12月7日
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紹介

日本・ポーランド国交樹立100周年記念出版!

多数のユダヤ人を救った杉原千畝大使とポーランドの関係は有名だが、
戦前の日・ポ関係は、大国ロシアを挟んだ地政学的特殊性によって
日露戦争、第一次、第二次世界大戦と続く「革命と戦争」の時代にあって、
極めて特異な交流があった。
特にロシアの脅威に晒され、またヨーロッパで苦難の道を歩んだ
ポーランドの持つ各国の情報は、日本にとって貴重なものであった。
本書は、軍事関係だけでなく皇室も含めた両国の交流と
知られざる日本外交の側面を描いた旧著に大幅な増補を加えた決定版である。

本書・著者
エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ、2019年度国際交流基金賞 受賞!

目次

日本語版への序文
第一章 一九〇四年以前のポーランドと日本の交流
 ポーランドにおける最初の日本情報
 日本における最初のポーランド情報
 福島安正のポーランド横断騎馬旅行(1892)
第二章 日露戦争
 日露戦争前夜の日本とポーランドの状況
 日露戦争中のポーランド人政治指導者と日本人の接触
        宥和派 ポーランド社会党 民族連盟
 ドモフスキとピウスツキの日本訪問
 ドモフスキとピウスツキ帰国後の日ポ協力
第三章 一九二○年代
 日本によるポーランド独立の承認
 シベリア出兵へのポーランド人の参加
 公使館の相互設置(1920~1921)
 ポーランド・ソヴィエト戦争(1920)への日本の対応
 シベリアのポーランド人児童の引き揚げ
 日本に駐在したポーランドの外交代表
 ポーランド駐在の日本人外交官と皇族のポーランド訪問
 参謀本部間の協力と軍事代表の交換
 日本軍将校への軍功勲章の授与 
 「ポーランド国・日本国間通商航海条約」の締結
 ポーランドの日本学科の始まり──言語教育と言語研究
 ポーランド・日本協会(ポーランド)と日波協会(日本)
                     文化の普及
第四章 一九三〇年代
 日本駐在のポーランド外交官
 ポーランド駐在の日本人外交官と皇族のポーランド訪問
 満州事変および満州国建国に対するポーランドの対応
 「東方パクト」とソ連の国際連盟加盟
 両国公使館の大使館昇格
 日独伊三国同盟へのポーランド加入の試み
 ポーランド・ドイツ間の関係改善における仲介工作
 ポーランドによる満州国の承認
 グディーニャ、ルヴフ、ダンツィヒの日本領事館
 参謀本部間の協力と軍事代表の交換
 第二次世界大戦の勃発と日本・ポーランド間の外交関係
 ソ連の奥地のポーランド人抑留者たち
 駐日ポーランド大使館の廃止
 極東ポーランド通信班(1939~1941)
 在日ポーランド人互助会
第五章 第二次世界大戦中の諜報活動における協力
 カウナス──杉原千畝とポーランド諜報機関
 ベルリン─ケーニヒスベルク
 ストックホルム──小野寺将軍とリビコフスキ少佐
訳者あとがき
文献目録
付録1~5
人名小事典
原注
索引

著者プロフィール

エヴァ・パワシュ= ルトコフスカ  (エヴァ パワシュ ルトコフスカ)  (

Ewa Pałasz-Rutkowska.
ワルシャワ生まれ。
現在、ワルシャワ大学教授。
日本文化・近代史、ポーランド・日本関係史。
著書等に、
「日本・ポーランド国交樹立100周年 日本・ポーランド秘話」
(河添 恵子、エヴァ パワシュ=ルトコフスカ、『日本の息吹 2019.6』、
 日本会議、2019年)、
「ポーランド・日本間の国交回復問題 第二次世界大戦後の外交関係」
(エヴァ パワシュ=ルトコフスカ、日本歴史学会 編、『日本歴史 2015.7』、
 吉川弘文館、2015年)、
「講演 明治天皇 : 近代化する日本における君主像」
(エヴァ パワシュ=ルトコフスカ、明治神宮国際神道文化研究所 編、
 『神園 2013.11』、明治神宮国際神道文化研究所、2013年)
『日本・ポーランド関係史』(彩流社、2009年)等。

アンジェイ・タデウシュ・ロメル  (アンジェイ タデウシュ ロメル)  (

Andrzej T. Romer.
リトアニア生まれのポーランド人。ミシガン大学卒業。
ビジネスマンとして来日、日・ポ関係史研究。
著書に『日本・ポーランド関係史』(彩流社、2009年)。

柴 理子  (シバ リコ)  (

Shiba Riko. シバ リコ
城西国際大学准教授。ポーランド近現代史、中欧地域研究。
著訳書等に
『ヨーロッパ周辺の近代 1780~1914  人間科学叢書』
(イヴァン・T. ベレンド ・ジェルジュ ラーンキ著、
 柴 宜弘・今井 淳子・柴 理子・今村 労訳、刀水書房、1991年)、
『東欧  国際情勢ベーシックシリーズ ヨーロッパⅠ』
(百瀬 宏 ・柴 理子・今井 淳子・高橋 和著、自由國民社、
 第2版 2001年・初版 1995年)、
『ポーランドを知るための60章』(共著、明石書店、2001年)、
『日本・ポーランド関係史』(彩流社、2009年)、
「明治期の新聞報道に見るバルカン・イメージに関する一考察」
(柴 理子、東京国際大学国際関係学部論叢編集委員会 編、
『東京国際大学論叢2010.9』、東京国際大学、2010年)、
「江戸時代の「東欧」イメージ 蘭学書と新聞報道を手がかりに」
(柴 理子、東京情報大学学術雑誌編纂委員会 編、
『東京情報大学研究論集23号、2007.3』、
 東京情報大学情報サービスセンター、2007年)等。

上記内容は本書刊行時のものです。