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百年の旅
第一次大戦 戦跡を行く
発行:彩流社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ14mm
重さ 200g
216ページ
並製
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年11月
- 書店発売日
- 2018年11月27日
- 登録日
- 2018年10月15日
- 最終更新日
- 2018年11月22日
紹介
「第一次世界大戦」の終結から百年!
「20世紀」がこうむった運命を、
あるいは
この時代を生きた人びとがたどることになった運命を、
同時代が生み出した文学や芸術をとおし、
あるいは
のちの時代の創造になる文学や芸術をとおして、
もう一度われわれが検証し、
再検証することは、必要なことであろう。
これからの時代に生きる人間に
巨大戦争がもたらした影響を、
思考の基礎に据えなおすことは
現代に生きる者にとって不可欠の前提である。
本書において、
「両大戦と文学・芸術――20世紀の運命」という主題は、
戦争という暴力の世界的危機と
それへの人間の抵抗である非暴力の可能性の問題とを、
文学と芸術をとおして見つめようとするものなのである。
目次
題辞 朽ちた道
序章 第一大戦から百年
第一部 イタリアへの旅 『武器よさらば』紀行
第一章 戦間期または「長い週末」
第二章 「のちの読者」として
第三章 物語ることのむごさ
第四章 カポレットの町で
第五章 物語の光源へ
第六章 蒼白の光景
第二部 フランドルへの旅 失われた足跡を求めて
第一章 無名兵士の墓
第二章 息子の死
第三章 ヴィミーの丘の亡霊兵士たち
第四章 二つの炬火
第五章 オットー・ディックス紀行
第三部 ルーマニアへの旅
『ルーマニア日記』と『処刑の森』紀行
第一章 五つの修道院
第二章 ギメシュ渓谷
第三章 エミネスク記念館にて
終章 「生きる」思想が立ち上がるとき 沖縄から
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。