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歌誌 月光 65号
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年11月30日
- 登録日
- 2020年11月7日
- 最終更新日
- 2021年1月18日
紹介
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号の特集は「没後六〇年 岸上大作」。
12月5日から「没後60年記念 歌人岸上大作展」を開催する姫路文学館学芸員竹廣裕子氏からの寄稿に加え、福島泰樹による百八首選と解題を掲載。また65年に発表されて以来、長く読むことが困難であった沢口芙美氏の小説「風の鳴る日は……」100枚を再録する。
目次
《短歌 一》
血と雨の歌 福島泰樹
家書家伝 竹下洋一
朝のひとり(岸上大作特集に寄せて) 大和志保
《特集》没後六〇年 岸上大作
岸上大作との三十年 姫路文学館学芸員 竹廣裕子
岸上大作108首選 福島泰樹
百八首解題 だが、この葦に光はあるか 福島泰樹
岸上大作に自分を重ねる 岡部隆志
逆光の歌 六十年後に読む岸上大作、あるいは 大和志保
「また逢う日まで」をめぐって 渡邊浩史
岸上大作一首鑑賞
冨尾捷二 川崎修三 矢沢重徳 佐久間章孔 中田實
小河内仁美 川俣水雪 吉田和子 鹿野氷 山崎春美
小説 風の鳴る日は…… 沢口芙美
《短歌 二》
蜻蛉 鹿野氷
よくとおる声で遠くから 松野志保
Sad Song corona shronicle 窪田政男
ウィルス ブルー(徳永英明・シングルズベスト) 佐久間章孔
蛙男 武藤雅治
うたのえにし 冨尾捷二
為すなくして為さざるはなし花曇 川俣水雪
扉 大西いづみ
ほろほろ鳥の鳴くころは 藤岡巧
言挙げ 中田實
桜と木槿 高橋凛凛子
《連載》
月光シネマテーク 百年まちのあのひと そのじゅうく 渡邊浩史
言霊探偵の事件簿XIX ペスト・梅毒・HIV・コロナ 佐久間章孔
天神亭日乗 1 来栖微笑
《連載》
暁の歌 四 重信房子
《短歌 三》
さかしまに 髙嶋和惠
裏庭 黒羽濫
長崎、八月のうた 来栖微笑
空が降ってくる 小田那津子
〈戦争〉というか 川崎修三
縹刻 小河内仁美
HAPPY SPRING 潮なぎさ
家にいるということ 椎野礼仁
コロナ花嵐 吉田和子
四月の魚 大西いづみ
宝塚式「エレガントレッスン」へ 鎌田圭一
甲斐で見るより駿河一番 福間三九郎
母の八月 晴山生菜
月光通信
月光歌筵 前号作品評 Ⅰ窪田政男 Ⅱ綿田友恵
上記内容は本書刊行時のものです。