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苦悶する中央銀行 ラグラム・ラジャン(著/文) - 慶應義塾大学出版会
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苦悶する中央銀行 (クモンスルチュウオウギンコウ)

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四六判
縦188mm 横130mm 厚さ16mm
重さ 250g
176ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7664-2990-9   COPY
ISBN 13
9784766429909   COPY
ISBN 10h
4-7664-2990-7   COPY
ISBN 10
4766429907   COPY
出版者記号
7664   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年10月
書店発売日
登録日
2024年10月8日
最終更新日
2024年11月9日
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書評掲載情報

2024-12-14 日本経済新聞  朝刊
評者: 福田慎一(東京大学教授)
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紹介

・金融政策の専門家かつインド中銀の総裁も務めたラジャンの最新作!
・いまや一般化しつつある非伝統的金融政策に放つ、鋭い批判。

現代の中央銀行は、様々な手法を駆使した非伝統的金融政策を行い経済の安定を図ってきた。しかし、インフレのコントロールに苦しみ、金融システムは不安定な状態である。中央銀行が本来の役割を越えて肥大化することに警鐘を鳴らす。

目次

はじめに 金融政策とその意図せざる結果

第1章 闇の中の一歩:危機後の非伝統的金融政策

第2章 金融政策の波及効果の新たな見方:資本フロー、流動性、レバレッジ

第3章 国際金融ゲームの新しいルール

第4章 政治的圧力と意図せざる結果

第5章 過ぎたるは及ばざるが如し

解説 非伝統的金融政策は効いたのか (小林慶一郎)

著者プロフィール

ラグラム・ラジャン  (ラグラムラジャン)  (著/文

シカゴ大学経営大学院教授(Eric J. Gleacher Distinguished Service Professor of Finance)。2013~16年にインドの中央銀行であるインド準備銀行の総裁を務めた。専門は金融論、銀行論。翻訳されている著作に『セイヴィング キャピタリズム』(ジンガレスとの共著、慶應義塾大学出版)、『フォールト・ラインズ』(新潮社)、『第三の支柱』(みすず書房)がある。

北村礼子  (キタムラアヤコ)  (翻訳

慶應義塾大学文学部卒。翻訳家。訳書に『アメリカ70年代』(共訳、国書刊行会)などがある。

小林慶一郎  (コバヤシケイイチロウ)  (解説

慶應義塾大学経済学部教授。98年にシカゴ大学Ph.D.(Economics). 著書に『時間の経済学』(ミネルヴァ書房)『日本の経済政策』(中公新書)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。