書店員向け情報 HELP
出版者情報
DX時代の広域連携
スマートリージョンをめざして
- 初版年月日
- 2024年1月15日
- 書店発売日
- 2024年1月13日
- 登録日
- 2023年10月24日
- 最終更新日
- 2024年1月16日
紹介
新しい国土形成計画決定で注目の「広域的な機能の分散と連結強化」を、ICTの積極的な取入れで実現する「スマートリージョン」。その目標は社会課題の解決、人々のウェルビーイングの向上、スマート産業などの創出による「人にやさしい地域」の実現にある。新東海地域を例にその考え方と実践を紹介し、ビジョンを提言する
目次
はじめに DX 時代の広域連携 ──スマートリージョン
1編 ICT の活用と広域連携による課題解決──スマートリージョン
1章 スマートリージョンに向けた日本の課題と新東海地域・・・大西 隆
1 縮小する日本 人口 経済 科学技術力
2 日本の強みと弱み 外部環境の変化
3 日本の縮図としての新東海地域
4 スマートリージョンの展望
2章 スマートリージョンビジョンの提言──新東海地域を例に・・・スマートリージョン研究会
1 スマートリージョンの意義・機能
2 スマートリージョンで広がるスマート産業
3 新東海地域におけるスマートリージョンの形成の意義・方向性
4 今後の検討課題
2編 DX による生活の変化とスマートリージョン
3章 デジタル化する自治会と新たな地域社会像・・・小野 遥
1 地域社会におけるデジタル化の波
2 変化を求められる自治会
3 東三河地域における自治会のデジタル化の動き
4 デジタル社会における新たな地域社会像
4章 リアルとデジタルを繋ぐ可動商店街「軽トラ市」・・・戸田敏行
1 可動店舗と地域
2 軽トラ市の定義と全国展開
3 「軽トラ市」の持つ持続性
4 軽トラ市のネットワーク
5 軽自動車産業との協働
6 「軽トラ市」のデジタル化とICT リテラシー
7 固定・可動・仮想のベストミックス商店街を目指して
5章 デジタルノマドの誘致によるDX 時代の関係人口の拡大・深化 ・・・幾度 明
1 デジタル技術を活用した関係人口の拡大・深化
2 新しい関係人口の可能性を持つデジタルノマド
3 デジタルノマドの視点から見た新東海地域
4 デジタルノマドを活かした新東海地域の活性化
5 今後に向けて
3編 スマート産業の展開
6章 地域企業からのスピンアウトによるDX関連産業の創出・・・加藤勝敏
1 起業家精神
2 中核企業の創業
3 中核企業からのスピンアウト
3 その他地域におけるスピンアウト企業
4 地域から新たなDX 産業を生み出す仕組み
7章 物流分野におけるスマート化の動向と今後の期待・・・髙橋大輔
1 物流の様相変化
2 三遠地域の企業活動と物流動向
3 物流の課題解決に向けた地域の取り組み
4 物流高度化に向けた提案
8章 新東海地域における創造都市施策の提案 ──ソフトウェア産業と芸術関係の職業・・・藤井康幸
1 創造性と産業・職業
2 創造性の地域経済への展開
3 創造性の地域社会への展開
4 通過型でなく存在感と個性を有する新東海地域を目指して
4編 スマートリージョンへの挑戦
9章 デジタルスマートシティ浜松──国土縮図型政令都市での展開・・・間淵公彦
1 浜松市の概要
2 デジタル・スマートシティ浜松の推進
3 持続可能な都市づくりの推進事例
4 国土縮図型政令都市・浜松の挑戦
10章 地域交通課題の解決に挑む実証実験「しずおかMaaS」・・・大石人士
1 地方都市における持続可能な公共交通の構築
2 実証実験を主導する地域主導型MaaS コンソーシアムの組成
3 AI オンデマンド交通を中心に実証実験を開始
4 実証実験用アプリ「しずてつMapS !」の開発
5 中山間地や高齢者を対象としたオンデマンド実証実験
6 次世代モビリティを活用した自動運転実証実験
7 しずおかMaaS の目指す方向性
8 実装への第一歩は 事業成果の“見える化”
11章 多核型で構成自治体が多い市町村広域連携の提案・・・太田秀也
1 これまでの広域連携の取組みの概観
2 今後の広域連携の方向──構成自治体がより多い広域連携 多核型の広域連携
3 新東海地域における広域連携によるスマートリージョン形成
特別寄稿 東三河フードバレー構想 ・・・㈱サーラコーポレーション代表取締役社長 神野吾郎
1 東三河地域の特色
2 食・農を取り巻く環境
3 東三河の農業の目指す姿
4 東三河フードバレー構想
おわりに 東三河の持続可能な未来を共創しよう
上記内容は本書刊行時のものです。