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出版者情報
少人数で生き抜く地域をつくる
次世代に住み継がれるしくみ
- 初版年月日
- 2023年3月31日
- 書店発売日
- 2023年4月7日
- 登録日
- 2023年2月18日
- 最終更新日
- 2023年3月28日
紹介
農山村地域をはじめ日本全国で人口減少が止まらない。本書では、現状にあらがうのではなく受け入れて、少人数でも暮らしを持続する各地の試みを取りまとめた。なりわいの立て直し、空き家活用、伝統・教育・福祉を守る、ネットワークの仕組みなど多角的な切り口で、地域住民と外部人材の双方による世代の継承を展望する。
目次
はじめに 佐久間康富
序章 地域は継承できるのか
1章 なりわいを立て直す
1-1 小さな漁師町の地域組織連携による漁業と観光業の新展開【和歌山市加太】 青木佳子
1-2 次世代の農村ネットワークで現れる有機農業の里の内なる力【熊本県山都町】 柴田 佑
2章 空き家・空き地を継承する
2-1 地域内外の新しい担い手との「交流拠点」を育む【大分県竹田市】 姫野由香
2-2 空き家化する城下町の街並みを市民出資で再生する仕組み【兵庫県たつの市龍野地区】 内平隆平
2-3 23人の集落とNPOの連携による耕作放棄地の利活用【埼玉県秩父市】 竹内ひとみ・山崎義人
3章 地域の伝統・教育・福祉を守る
3-1 地域社会の変化に寄り添いながら祭りを継承する【福岡県豊前市】 岡田知子・柴田加奈子
3-2 まちの将来を育てる1学年1学級の町村立高校【北海道剣淵町】 野村理恵
3-3 空き家を居住支援に活用して炭鉱閉山後の住まいを引き継ぐ【福岡県大牟田市】 藤原ひとみ
4章 自治とネットワークの仕組みをつくる
4-1 島外から関与する仕組みづくりで人口1桁の島を継承する【広島県三原市小佐木島】 八木健太郎
4-2 若者が新しい感覚で生み出す内・外・世代間の3つのつながり【新潟県長岡市山古志】 清野 隆
4-3 少人口・多人数社会におけるネットワーク型自治【香川県まんのう町ほか】 田口太郎
結章 どのように少人数で生き抜くのか
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。