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まちづくりの統計学 宇都宮 浄人(著/文 | 編集) - 学芸出版社
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まちづくりの統計学 (マチヅクリノトウケイガク) 政策づくりのためのデータの見方・使い方 (セイサクヅクリノタメノデータノミカタツカイカタ)

社会科学
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発行:学芸出版社
A5判
200ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-7615-2806-5   COPY
ISBN 13
9784761528065   COPY
ISBN 10h
4-7615-2806-0   COPY
ISBN 10
4761528060   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年2月10日
書店発売日
登録日
2021年12月4日
最終更新日
2022年1月22日
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紹介

藻谷浩介氏推薦!
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100の「なんとなく」より1の「エビデンス」(統計分析)
「統計」という翼をまとい、大空からまちづくりの現場を見渡そう。
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行政政策にますますエビデンスが求められるなか、もはや統計の基本を知らずしてまちづくりを語ることはできない。本書は地域政策立案のための問いの立て方、統計情報の集め方、分析の仕方から、総合的な「まちの診断」方法、交通・観光・商業・人口・経済効果等のテーマ別の考え方までやさしく解説。地域の姿を正しく読み取り、根拠に基づく政策をつくるための手引き。

目次

はじめに 宇都宮浄人
■第Ⅰ部 まちづくりと統計
◎第1章 まちづくりは統計抜きに語れない 宇都宮浄人
1 統計の役割
2 まちづくりとは何か
3 なぜ今、まちづくりの統計なのか
◎第2章 まちづくりに関わる統計 宇都宮浄人
1 人口・経済に関する基本統計
2 成熟社会のまちづくりを考える統計
3 国際化・地域化時代のまちづくりを考える統計
4 環境・交通まちづくりに関連する統計
5 多様化の時代のまちづくりの基礎となる統計
コラム RESAS(地域経済分析システム)の見方・使い方 芦谷恒憲
■第Ⅱ部 まちの現状を知り、課題を発見する
◎第3章 問いの立て方 多田 実
1 問題解決マトリクスによる分類
2 問題を創造的に発見、解決するために
3 QCサークル的発想による仮説の立て方
4 EBPM(Evidence Based Policy Making)とは
コラム KJ法に使えるオンライン・グループワーク 多田実
◎第4章 公的統計の現状とデータの集め方 芦谷恒憲
1 公的統計の現状
2 統計情報を扱う際の注意点
3 統計データを集め、現状を知る
4 統計データを整理し、課題と目標を設定する
コラム 地域の課題抽出のためのデータ収集と加工 芦谷恒憲
◎第5章 まちづくりに役立つマーケティング的調査法 多田 実
1 ソーシャル・マーケティングとは
2 地域活性化のマーケティングリサーチ
3 フィールドワークにおける定性調査
コラム データ分析の基礎知識 芦谷恒憲
◎第6章 小地域統計とまちづくり 芦谷恒憲
1 小地域統計データの概要
2 まちの変遷を見る
3 データ利用の留意点
4 統計分析とまちの診断
■第Ⅲ部 政策づくりに統計を活かす
◎第7章 「まちのデータカルテ」の作成 芦谷恒憲
1 「まちのデータカルテ」作成の流れ
2 カルテに関わる主な統計データ
3 小地域でみるカルテの作成
4 カルテの分析
5 まちづくりへのカルテの活用
コラム 統計から見える地域の過去・現在・未来 芦谷恒憲
◎第8章 地域公共交通の費用対効果 統計データの活用と限界 宇都宮浄人
1 費用便益分析とは
2 費用便益分析で使用するデータ
3 費用便益分析における統計の意義と限界
コラム 社会的割引率 宇都宮浄人
◎第9章 買い物弱者を支援する 髙橋愛典・大内秀二郎
1 買い物弱者とは誰なのか
2 買い物弱者対策の選択肢とまちづくり
3 既存の統計からみる買い物弱者
4 メッシュデータからみる買い物弱者
5 統計を地域で作る
6 統計づくりはまちづくり
◎第10章 交通事故を減らすまちづくり 曽田英夫
1 地域の交通事情と交通事故を知る
2 交通事故を減らす工夫
3 まちづくりの実例にみる道のつくり方 埼玉県所沢市椿峰ニュータウン
◎第11章 アフターコロナ時代における観光の見える化 大井達雄
1 新型コロナウイルス感染症と需要管理政策
2 観光振興にとって必要不可欠なデータとは
3 観光振興におけるビッグデータの活用
4 データに基いた観光振興を行う上での注意点
コラム 統計データで伝える地域の魅力 多田実
◎第12章 まちの文化遺産を地域づくりに活かす 多田 実
1 文化遺産とマーケティング
2 観光政策における価値とは何か
3 感情科学を考慮した文化遺産マーケティング
4 文化遺産の位置情報マーケティング
◎第13章 シャッター通り再生に統計を活かす データを用いた沖縄市の分析 足立基浩
1 中心市街地活性化をデータで考える
2 商店街の現況をデータで把握する
3 第1期の中心市街地活性化基本計画で何が変わったのか
4 新しい中心市街地活性化基本計画とその方向性
5 統計に基く商圏分析から地域戦略を描く
◎第14章 人口減少対策にGISを活かす 長谷川普一
1 GISによる新たな情報の創出
2 人口減少局面の公共施設適正配置―新潟市の事例―
3 小地域別将来人口推計
4 コミュニティ系施設を対象とした試行的作業
5 行政サービスの定量的評価
6 長期的な公平性を評価軸とした妥当性
7 まちづくりに公的統計とGISを用いる有益性
コラム マップによるデータの「見える化」とQGIS 芦谷恒憲
◎第15章 地域プロジェクトの経済効果を測る 芦谷恒憲
1 地域産業連関表とは
2 経済波及効果とは
3 地域経済分析における地域産業連関分析の活用
4 地域産業連関表を用いる際の留意点
◎第16章 ネット上のテキストから地域の魅力を探る 多田 実
1 DX時代のデータ収集
2 自治体におけるInstagramの活用
3 地域活性化のためのInstagramデータ分析
コラム 統計データを活用したまちづくりの現場から 芦谷恒憲
おわりに 多田 実

著者プロフィール

宇都宮 浄人  (ウツノミヤ キヨヒト)  (著/文 | 編集

関西大学経済学部教授

多田 実  (タダ ミノル)  (著/文 | 編集

同志社大学政策学部教授

芦谷 恒憲  (アシヤ ツネノリ)  (著/文

兵庫県企画県民部ビジョン局統計課参事

高橋 愛典  (タカハシ ヨシノリ)  (著/文

近畿大学経営学部教授

大内 秀二郎  (オオウチ シュウジロウ)  (著/文

近畿大学経営学部准教授

曽田 英夫  (ソダ ヒデオ)  (著/文

鉄道運輸史研究家

大井 達雄  (オオイ タツオ)  (著/文

立正大学データサイエンス学部教授

足立 基浩  (アダチ モトヒロ)  (著/文

和歌山大学経済学部教授

長谷川 普一  (ハセガワ ヒロカズ)  (著/文

新潟市都市政策部GISセンター

上記内容は本書刊行時のものです。