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出版者情報
マンション建替えがわかる本
円滑化法改正でこう変わる!
- 書店発売日
- 2015年8月1日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
旧耐震基準・高経年マンションが続々と建替えに直面するこれからの10年、「改正マンション建替え円滑化法」で何がどう変わるのか?マンション住民・管理組合、管理会社、不動産・建築関係者のための、マンション建替えの基礎知識と最新情報が1冊でわかる本。建替え経験者インタビューなど、具体的な現場情報も多数掲載。
目次
はじめに~法改正で大きく変わるマンション建替え~
【基礎篇】知っておきたい基礎知識
第1章 マンションの建替え時期はいつ?
①建物が古くなってきたなと感じたら
②そのまま放置すると
③築年数だけでは判断できない「建物の老朽化」
④建物の劣化症状を判断する基準
⑤建替えか?改修修繕・改修か?
⑥簡易判定「安全性判定」と「居住性判定」
⑦専門家による判定
⑧「旧耐震基準」「新耐震基準」とは
インタビュー「建替え体験者にきく アトラス千里山星ヶ丘」
第2章 マンション建替えに関する法律
①建物の区分所有等に関する法律
②民法の全員合意の原則とは?
③「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」制定の背景
④マンション建替え円滑化法による建替え方法「法定事業」
⑤「改正マンション建替え円滑化」の成立
⑥敷地売却制度の創設
⑦容積率の緩和特例
⑧マンション建替え円滑化法による建替え方法「任意事業」
⑨市街地再開発事業とは?
⑩建築物の耐震改修の促進に関する法律
⑪耐震診断・耐震改修の支援策
⑫建築基準法における容積緩和
インタビュー「建替え体験者にきく テラス渋谷美竹」
【実践篇】法改正後の賢い進め方
第3章 マンション建替えの壁突破のポイント
①ライフスタイルや価値観の問題~二つの老い~
②老朽化に関する認識の差とは?
③仮住まいとは?
資金の問題
④建替えの検討費用
⑤一時金(自己負担)はどのくらい?
⑥「売渡請求」「買取請求」とは?
法律面の問題
⑦既存不適格建築物
インタビュー「建替え体験者にきく オーベルグランディオ萩中」
第4章 住民の費用負担を軽くするために
①「戸数増で売却」と「隣接地の活用」
②敷地の一部を売却する
③等価交換方式と権利交換方式
④リバースモーゲージと親子ローン
⑤借家権の消滅
インタビュー「建替え体験者にきく シンテンビル」
第5章 合意形成を効率的に進める方法
①合意形成の3段階と四つの手順
②準備段階1 有志による勉強会
③準備段階2 建替え後をイメージする
④準備段階3 管理組合での検討と合意
⑤検討段階1 検討する「組織の設置」
⑥検討段階2 専門家への依頼内容
⑦検討段階3 建替えか修繕・改修かの意向を把握する
⑧検討段階4 建替え推進決議
⑨計画段階1 計画組織の設置
⑩計画段階2 事業協力者の選定
⑪計画段階3 区分所有者の意向と建替え計画の調整
⑫計画段階4 建替え決議
⑬合意形成 三つのポイント
インタビュー「建替え体験者にきく アトラスタワー六本木」
第6章 建替え決議後の事業の進め方
①建替え事業への合意
②法律面から見た建替えの進め方
③改正円滑化法による新しい方法
④事業主体から見た建替え方法
インタビュー「コンサルタントの目から 建替えが成功するマンションとは?」
第7章 行政支援策の活用法
①専門家の派遣
②仮住居
③補助金
④融資制度
⑤税部上の優遇
コラム「未定」
第8章 新たな価値を築く
①これからのマンション価値とは?
②改修や改良では得られない価値
③コミュニティという財産
④スマートマンション
⑤理想のマンションライフとは?
付録
・マンション建替え用語
・困ったときはここに連絡を
上記内容は本書刊行時のものです。