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桂離宮・修学院離宮・仙洞御所 川瀨 昇作(著/文) - 学芸出版社
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桂離宮・修学院離宮・仙洞御所 (カツラリキュウシュガクインリキュウセントウゴショ) 庭守の技と心 (ニワモリノワザトココロ)

芸術
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発行:学芸出版社
A5判
160ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-7615-2586-6   COPY
ISBN 13
9784761525866   COPY
ISBN 10h
4-7615-2586-X   COPY
ISBN 10
476152586X   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0061  
0:一般 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

3大名園を、普段は見られない角度、庭師の視点から捉えた多数の写真
表層の美だけでなく、庭や植物との対話から感じられる庭園美学とは。

日本庭園の四季折々の表情は、多くの人々に賞賛されてきた。その美しさはどのような技術によって形成され、保たれているのか。
40年にわたり宮廷庭園(桂離宮、修学院離宮、仙洞御所)の造園技官を務めた著者が、脈々と受け継がれる技術を明らかにしながら、心を揺さぶる写真とともに、自然の美を表現した庭園の魅力に迫る。

目次

まえがき
宮廷庭園に学ぶ─監修の言葉

★1部 宮廷庭園の美
◎1 庭園へのいざない
 桂の月
 いざなう仕掛け
◎2 巡る季節
 庭園の四季
 秋―季節の始まり
 冬―命を育む
 春―芽生え
 夏―生命の力
 営みを慈しむ―水と陽と田圃の姿
◎3 自然に習う
 自然の理にかなう造形美
 地形をよむ
 流れをよむ
 石を据える
 護岸を整える
 額縁の美
◎4 次世代につなぐ
 千貫の松が枯れた
 実生のマツ、新しい生命へ

★2部 技を継ぐ
◎1 季節に応じた樹木の手入れ
 御所透かし
 根締め
 広葉樹
 高木(松)
◎2 宮廷庭園の作庭に学ぶ
 御馬車道
 大刈込みの手入れ
 霰零し
 州浜
 垣
◎3 日々の手入れ
 苔
 流れ
 園路
 おもてなしの心

 宮廷庭園の解説(桂離宮/修学院離宮/仙洞御所)
 揺らぎの言葉─あとがきに代えて

著者プロフィール

川瀨 昇作  (カワセショウサク)  (著/文

元宮内庁林園課専門職、宮廷庭園研究所主宰 1953年生まれ。1972年大阪府立園芸学校造園課卒。同年、技術雇員として宮内庁入庁。御所、修学院の現場で13年、設計・積算部門で6年、樹林係と して仁徳天皇陵他で4年、桂・御所・修学院での庭園係長を経て、林園課専門職を務める。

仲 隆裕  (ナカタカヒロ)  (監修

京都造形芸術大学歴史遺産学科教授 1963年京都府生まれ。千葉大学大学院園芸学研究科修了。農学博士(京都大学)。京都市文化財保護課文化財保護技師(名勝担当)、山中造園、千葉大学園芸学部助手などをへて現職。名勝平等院庭園洲浜整備設計・施工指導、名勝玄宮楽々園植栽整備など文化財庭園の保存整備に取り組む。文化庁文化審議会文化財分科会第三専門調査会委員、日本庭園学会関西支部長。構成:藤津 紫、中川郷子

上記内容は本書刊行時のものです。