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出版者情報
違反建築ゼロ
住まいの安全・神戸の挑戦
発行:学芸出版社
四六判
縦190mm
240ページ
定価
2,000円+税
- 初版年月日
- 2007年9月
- 書店発売日
- 2007年9月10日
- 登録日
- 2016年10月15日
- 最終更新日
- 2016年10月15日
紹介
大震災や耐震偽装事件を機に建築基準法が見直され、違反建築・既存不適格建築への対応が強められた。その先陣を切った神戸市の成功経験をもとに、法的対応と現状に即した柔軟な対応で完了検査率100%を目前にし、雑居ビルの防火違反是正を前進させた著者の挑戦と成果を活写。全国の建築・住宅行政、建築指導担当者を応援する。
目次
序 阪神・淡路大震災のことを忘れない
1章 違反建築をなくしたい──神戸の挑戦
1 阪神・淡路大震災の教訓
2 いざ、違反建築ゼロへ――「神戸市建築物安全安心実施計画」の到達点
3 違反建築をいかに正すか
4 完了検査100%実施を目前にして
2章 違反は正す、危険な建物は取り除く
1 是正命令を活用する
2 行政代執行への挑戦
3 放置された老朽危険家屋の解消
4 違反対策の手が届かない欠陥住宅問題
3章 雑居ビルの違反も見逃さない
1 新宿歌舞伎町ビル火災事故の教訓
2 消防署との連携でくまなく査察
3 既存不適格でも最低限の安全確保を
4章 すまいの耐震化こそ基本
1 住宅耐震化は個人の問題ではない
2 それでも進まない耐震化の現状
3 耐震化の敷居を低くする
4 市民への広報、地域での仕組みづくり
5章 建築規制は柔軟に運用する
1 震災直後の柔軟な対応
2 地域特性を踏まえた新たな展開
6章 さらなる安全性の向上にむけて
1 広報、地域連携への展開
2 地域住宅産業が違反未然防止の底力になり得る
3 建築構造技術者に期待する
4 工業高等学校の進める“町内丸ごと耐震診断”
5 建築安全官の構想
資料:日本建築行政会議安全安心推進部会検討結果報告
あとがきに代えて――転換期の違反建築物対策
上記内容は本書刊行時のものです。