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出版者情報
カフェという場のつくり方
自分らしい起業のススメ
- 初版年月日
- 2012年8月
- 書店発売日
- 2012年7月30日
- 登録日
- 2016年11月18日
- 最終更新日
- 2016年11月18日
紹介
人と人が出会う場を実現できる、自分らしい生き方の選択肢として人気の「カフェ経営」。しかし、そこには憧れだけでは続かない厳しい現実が…。「それでもカフェがやりたい!」アナタに、人がつながる場づくりの達人が、自らの経験も交えて熱くクールに徹底指南。これからのカフェのカタチがわかる、異色の「起業のススメ」。
目次
はじめに
1 カフェは「ビジネス」から「生き方」の時代へ
1 一人の男の「ロマン」から始まった日本の喫茶店
2 ビジネスとしてのカフェの時代
喫茶店がビジネスとして成立し始めた時代
喫茶店が儲かった時代
70年代の喫茶店開業ブーム
チェーン化と個人経営喫茶店の凋落
カフェブームの到来と終焉
3 再び「生き方」としてのカフェの時代へ
コラム:パリのカフェ
2 「やりたいこと」だけでは続かない
1 なぜ、すぐにお店をやめてしまうのか?
オープンして初めて気づくこと
忙しすぎる!
お客さんから受けるストレス
仲間との共同経営の難しさ
物件・近隣をめぐる想定外
2 「跳ぶ」前の準備から始めよう
コラム:無理なく開業するための方法
3 「お客さんが望むこと」は見えてる?
1 お客さんが入りやすいお店、入りにくいお店
小さなカフェには入りにくい
近所のカフェも入りにくい
外から見られることを嫌がるお客さんも
カフェは男性客には入りづらい
2 見落としがちなカフェの「立地」
ハードルの高いオフィス街
「学生街の喫茶店」は過去のもの
郊外のカフェは車対応がポイント
3 「やりたいこと」と「お客さんが望むこと」のバランス
進歩的な私と保守的なお客さん
お客さんの望みに応えるだけでは続かない
店主満足度の追求
コラム:地域のニーズに合ったお店
4 「閉じつつ開く」お客さんとのコミュニケーション
1 常連さんを中心に閉じていくお店
「一見さんがもう10年来ていない」お店
新しいお客さんに来てもらわなくてもいいお店
一見客をお断りする哲学
常連客商売の落とし穴
2 メディアの変化で増える「街の文脈から自由なお店」
雑誌でお店を「消費」する人たち
ネットの口コミによるカフェのブランド化
3 一見客と常連客のバランス
新しいお客さんが店を育てる
お店が閉じてしまわないために
コラム:伝説の喫茶店・風月堂
5 これからのカフェのカタチ 自分軸・他人軸を超えた「場」をつくる
1 カフェが担う公共性
どこかもの足りない「コミュニティカフェ」
カフェ的な会話が生み出すイノベーション
会話的サロンへの挑戦~Talkin'About
2 文化的な場づくりの可能性
「場づくり」というモチベーション
文化施設としてのカフェ
3 カフェを続けるしくみづくり
シェアされるカフェ
店主が日替わりでお店に立つ「コモンカフェ」というしくみ
開業支援の場としての「半年替わり店主カフェ」~クレオ・チャレンジカフェ
4 場を継承するしくみづくり
歴史的な建物を地域の人々の力で継承する~木村邸
老舗の茶屋を継承する「週末替わり店主」~六甲山カフェ
カフェのコミュニティを継承する「譲り店」
コラム:一軒のカフェから生まれる街
おわりに 人生のステップとしてのカフェ―場からの卒業、場への回帰―
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。