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ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
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標本画家、虫を描く
小さなからだの大宇宙
A5判
縦210mm
横150mm
厚さ16mm
重さ 414g
224ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年7月19日
- 登録日
- 2024年5月1日
- 最終更新日
- 2024年11月1日
書評掲載情報
2024-10-19 |
毎日新聞
朝刊 評者: 渡邊十絲子(詩人) |
2024-08-31 |
朝日新聞
朝刊 評者: 椹木野衣(多摩美術大学教授・美術評論家) |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-11-12 |
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紹介
《点と線、ペン先でとらえる生命(いのち)の形》
師匠はいない。相棒は顕微鏡と製図用ペン。
描くのは体長数ミリの昆虫たち。
来る日も来る日も、ただひたすらに虫を描いてきた。
孤高の標本画家・川島逸郎が自らの半生と仕事を語る。
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《標本画100点収録!》
体長が数ミリほどの昆虫を緻密な線と点で描き、第一線で活躍する専門家たちからも一目置かれる、標本画家・川島逸郎。経験と知識に裏打ちされたテクニックを駆使し、私たちの小さき隣人たちの姿を描き出す。五〇年を経てなお続く試行錯誤の日々を、自ら手がけた標本画とともに語る。
目次
■まえがき
■虫たちの記憶
■あらためて、カブトムシに向き合い直す単なる写生にあらず
■異次元のミクロワールド
■「描くため」の備え──描画以前
■前処理 正確に描き、示すために「線引き」の高いかべ
■シンプルな線画でこそ伝わることとは?ひたすら点を置き続ける
■光をとらえる
■数える毛と数えない毛
■鱗粉に隠された真の姿 チョウの体
■修正は徹底的に
■忘れられない失敗
■スケッチを通して、アリの体を学ぶ
■無理難題の依頼
■窮余の策? 『完訳 ファーブル昆虫記』図版制作の舞台裏前例のない絵
■蜻蛉の尻尾を描き続けた日々
■小さな蜂と、先人の仕事とに挑む
■ナナホシテントウを描く
■なめる口とかじる口 カナブンとアオドウガネ
■忌み嫌われる虫 クロゴキブリを描く
■うとまれる虫に秘められた美しさ
■勇み足はご法度
■ひとつの主題に挑む ホタル科幼虫を描くまで
■蟷螂の斧 カマキリと私と
■あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。