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地域とともに歩む子育て支援 平野 恵久(著) - 明石書店
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地域とともに歩む子育て支援 (チイキトトモニアユムコソダテシエン) いつ、どこで、誰が、なにを支援するか (イツドコデダレガナニヲシエンスルカ)

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発行:明石書店
A5判
180ページ
並製
価格 2,600円+税
ISBN
978-4-7503-5846-8   COPY
ISBN 13
9784750358468   COPY
ISBN 10h
4-7503-5846-0   COPY
ISBN 10
4750358460   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年11月26日
書店発売日
登録日
2024年10月17日
最終更新日
2024年12月24日
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紹介

多様化するニーズに対応できる子育て支援とはどのようなものか。地域の子育て支援センターや子ども食堂、社会的養護施設など支援機関・団体への綿密な調査をもとに現状を把握し、参加型支援から個々に寄り添う伴走型支援など地域とともに歩む子育て支援のあり方を探る。

目次

 はじめに

序章

第1章 子育て支援に至る歴史――子育て支援は児童保護から始まった

第2章 さまざまな子育て支援活動を訪ねる
 1 子育て支援センター
 (1)子育て支援センターいわつき
 (2)子育て支援センターにし
 (3)子育て支援センターみぬま
 (4)デイステイ――親子の居場所としての子育て支援
 (5)東京都港区立子ども家庭支援センター
 2 子ども食堂
 (1)じおんじ子ども食堂
 (2)こども食堂らいおんの会
 3 社会福祉協議会及びその他の団体の子育て支援
 (1)さいたま市社会福祉協議会岩槻区事務所と地区社会福祉協議会
 (2)東京都北区社会福祉協議会
 4 病児保育――南平野クリニック病児保育室「ピュア」
 5 子どもの医療型短期入所施設「南平野クリニック」
 6 幼児教育・保育の多機能化施設
 (1)大京学園こども相談支援センター・大京学園こども子育て支援センター
 7 多文化共生を意識した子育て支援の取り組み
 (1)子育て支援センターにし
 (2)群馬県太田市教育委員会主催によるプレスクール

第3章 新たな子育て支援への模索――社会的養護施設による取り組み
 1 地域支援を模索し高機能化・多機能化に挑戦する児童養護施設
 (1)あゆみ学園
 (2)子供の町、エンジェルホーム
 (3)児童養護施設江南
 (4)児童養護施設いわつき、いわつき乳児院
 2 乳児院から乳幼児総合支援センターへ
 (1)いわつき乳児院での子育て支援等
 (2)二葉乳児院の「地域子育て支援センター二葉」
 (3)「乳児院さまりあ」と里親フォスタリング事業

第4章 子育て支援のこれから
 1 電子母子手帳、オンライン子育て支援、SNSによる子育て情報
 (1)電子母子手帳、子育てアプリを使った子育て支援
 (2)オンラインによる子育て支援
 (3)SNSによる子育て情報
 2 伴走型の子育て支援へ
 (1)母子一体型ショートケア事業――大田区での取り組み
 (2)産前教育・産後ケア事業――港区、越谷市、春日部市の取り組み
 (3)家庭訪問型子育て支援――ふじみ野市、長瀞町、二葉乳児院、ホームスタート・こしがやの取り組み
 3 いのちの教育、いのちの授業
 (1)春日部市立緑小学校での取り組み
 (2)春日部市立春日部南中学校での2つの取り組み
 (3)保育園での小中高生の子育て体験と出産前の親教育

終章

 あとがき
 参考文献・資料

前書きなど

はじめに

 この本は地域でおこなわれている「子育て支援」の全体像を明らかにすることから始めた。そのためには主に子育て支援をおこなっている現場に足を運び、親が求めている子育て支援とは一体何かを第一線で支援している立場の方へのインタビューを通じて書き記している。そしてもう一つはその中の幾人かの方にインタビューの終わりに、「子育て支援とは何か、その思い」を語ってもらったことである。さらに、子育て孤立状態にある親の気持ちについては第4章にアンケート結果と支援者との鼎談で赤裸々な実態を記した。最後に終章として取材から得た現状等について私なりのコメントを加えた。

 (…後略…)

著者プロフィール

平野 恵久  (ヒラノ ヨシヒサ)  (

東京都出身。昭和47年埼玉大学教育学部卒業。埼玉県に入職(心理職)。埼玉県中央児童相談所をはじめとして児童相談所、精神衛生センター、婦人相談所、障害者リハビリテーションセンター、県本庁児童福祉課、同福祉施設監査員、保健所、福祉保健総合センターを歴任し、平成15年さいたま市児童相談所長、平成17年埼玉県社会福祉事業団児童養護施設いわつき施設長及びいわつき乳児院施設長、平成19年埼玉県南児童相談所長、平成21年定年退職。退職後は埼玉県社会福祉協議会経営相談員、平成24年埼玉大学大学院経済科学研究科博士前期課程修了(修士)、福祉専門学校講師を経て現在に至る。
著書には『ルポ 多文化共生保育は今』(東京図書出版、2022年)、『進化する児童相談所:地域とともに歩むアウトリーチ型の連携・協働をめざして』(明石書店、2023年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。