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小鳥とリムジン 小川 糸(著/文) - ポプラ社
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小鳥とリムジン (コトリトリムジン)

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発行:ポプラ社
四六判
302ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-591-18341-0   COPY
ISBN 13
9784591183410   COPY
ISBN 10h
4-591-18341-6   COPY
ISBN 10
4591183416   COPY
出版者記号
591   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年9月7日
最終更新日
2025年1月6日
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書評掲載情報

2024-10-19 毎日新聞  朝刊
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紹介

『食堂かたつむり』――「食べることは、生きること」
『ライオンのおやつ』――「死にむかうことは、生きること」

小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語
「愛することは、生きること」


傷口に、おいしいものがしみていく

苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、
自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。


主人公の小鳥のささやかな楽しみは、仕事の帰り道に灯りのともったお弁当屋さんから漂うおいしそうなにおいをかぐこと。
人と接することが得意ではない小鳥は、心惹かれつつも長らくお店のドアを開けられずにいた。
十年ほど前、家族に恵まれず、生きる術も住む場所もなかった18歳の小鳥に、病を得た自身の介護を仕事として依頼してきたのは、小鳥の父親だというコジマさんだった。
病によって衰え、コミュニケーションが難しくなっていくのと反比例するように、少しずつ心が通いあうようにもなっていたが、ある日出勤すると、コジマさんは眠るように亡くなっていた。
その帰り、小鳥は初めてお弁当屋さんのドアを開ける――

上記内容は本書刊行時のものです。