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日本史に学ぶマネーの論理
発行:PHP研究所
四六判
256ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2019年5月30日
- 登録日
- 2019年5月20日
- 最終更新日
- 2019年5月21日
書評掲載情報
2019-09-08 |
読売新聞
朝刊 評者: 坂井豊貴(慶應義塾大学教授、経済学者) |
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紹介
なぜ政府は貨幣を発行するのか。「誰かの負債」が「みんなの資産」になる? 貨幣と国債に違いはあるのか。インフレーションは悪夢なのか。日本史の事例から考える、人気エコノミストによる令和時代の貨幣論。電子マネーの競争が激化し、貨幣がなくなりつつある今、改めて貨幣とは何か、マネーとは何かをつきつめる。
「貨幣の歴史は知的好奇心を刺激してくれる面白い話題である。海外の制度と比較しても独自性の高い日本のマネーの歴史――一見奇妙であり、それでいてどこか先進的な存在を知ることを通じて、間接的に得られるものも少なくないのではないだろうか。
貨幣とは、貨幣の未来とは何かというテーマにとどまらず、現代とは異なる貨幣のシステムを楽しむ――そんな動機を持って本編に進んでいただければ幸いである。」(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。