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出版者情報
家永三郎の思想史的研究
その生涯・学問・実践と「否定の論理」
- 初版年月日
- 2024年9月3日
- 書店発売日
- 2024年9月11日
- 登録日
- 2023年6月23日
- 最終更新日
- 2024年9月13日
紹介
これまでの家永三郎研究史を出発点とし、家永の思想の根幹をなす「否定の論理」と呼ばれる哲学的思索の探究を試みる。
目次
序論 家永三郎研究の基本方針
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第一部 家永三郎研究の課題と方法
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第一章 家永三郎研究の歴史的過程
第二章 家永三郎研究の現段階
――先行論文の評価基準の確立
第三章 家永三郎研究の論点整理
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第二部 家永三郎の思想的実践的生涯
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第四章 思想的生涯の出発点―少年
~青年時代に関する新発見の史料を中心に
第五章 史学方法論の確立――大学生時代を中心に
第六章 民主主義精神と学問の自由認識について
――東京教育大学文学部の運営実践との関わりから
第七章 民主主義精神の試練に耐える
――東京教育大学の筑波移転問題を中心に
第八章 家永三郎と教科書裁判
――生涯にわたる教科書との関わりとその歴史的意義
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第三部 家永三郎の学問と思想
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第九章 家永三郎の学問業績の全体像
――問題意識の発展過程を視角として
第十章 家永三郎における否定の論理の発達
第十一章 家永三郎の学問方法とその深化
――家永思想史学の確立と法史学の開拓を中心に
第十二章 天皇・天皇制観の変遷
――一九三〇年代から一九五〇年代を中心に
第十三章 家永法史学の方法的特長
――「進歩主義」評価への批判と苦悶的主体性の摘示を中心に
第十四章 家永三郎の文学・芸術的素養
――文芸への関心と研究実践との関係
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第四部 家永三郎の歴史的意義と今後の展望
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第十五章 家永三郎の人類史的意義
――平和主義・民主主義の理念との関連
第十六章 「否定の論理」の論理構造とその展望
――将来の家永研究に向けた研究事例の提示を兼ねて
結語
付録
史料 青年時代に関する史料
家永三郎研究参考文献一覧
上記内容は本書刊行時のものです。