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経済安全保障とは何か 国際文化会館地経学研究所(編集) - 東洋経済新報社
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経済安全保障とは何か (ケイザイアンゼンホショウトハナニカ)

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四六判
縦188mm 横130mm 厚さ18mm
重さ 295g
278ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-492-44475-7   COPY
ISBN 13
9784492444757   COPY
ISBN 10h
4-492-44475-0   COPY
ISBN 10
4492444750   COPY
出版者記号
492   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年5月28日
書店発売日
登録日
2023年3月8日
最終更新日
2024年5月9日
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書評掲載情報

2024-06-29 日本経済新聞  朝刊
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紹介

船橋 洋一/鈴木 一人/細谷 雄一/神保 謙/村井 純/柴田 なるみ/相良 祥之/大矢 伸/尾上 定正/富樫 真理子/越野 結花。
各分野における第一人者・気鋭の研究者を結集!
新冷戦下における米中・日米・日中関係、
デジタル・サイバー、エネルギー、健康・医療、生産・技術基盤。
そのベースとなる「経済安全保障」のかたちとは。
論点を整理し、日本がとるべき国家戦略について分析・提言。
東洋経済オンライン連載をもとに大幅改稿・加筆。

経済安全保障の“黒字”/“赤字”ということで言えば、日本は戦後、米国が主導し、構築した国際秩序とルールという大きな“黒字”を享受してきた。米国が内向きになり、ポピュリズムと分断の政治が広がり、中国が相互依存を武器化し、勢力圏を拡大するにつれてその“黒字”構造が“赤字”体質に変質しつつある。それをもう一度、“黒字”構造に作り替えることが日本の経済安全保障戦略には求められる。経済力を国際秩序とルール再構築のために戦略的に使うことを学ぶ必要がある。言い換えれば、「守る」だけでなく「攻める」ことが大切だということである。さらには、それを持続的に行うには日本の経済と産業の生産性と国際競争力の不断の向上、未来を実装するビジョンとイノベーション、そしてそのための人材と投資が不可欠である。「育てる」ということである。経済安全保障の最大の要諦は、「育てる」ことにほかならない。【序章(船橋洋一)より】

目次

序章 なぜ、今、経済安全保障なのか(船橋洋一)

第1章 経済安全保障とは何か(鈴木一人)

第2章 国家戦略としての経済安全保障(細谷雄一)

第3章 日米関係と経済安全保障(神保謙)

第4章 デジタル・サイバー安全保障(村井純)

第5章 経済安全保障とエネルギー(エネルギー安全保障)(柴田なるみ)

第6章 健康・医療領域の経済安全保障(相良祥之)

第7章 国際経済と経済安全保障(大矢伸)

第8章 安全保障生産・技術基盤(尾上定正)

終章 日本の経済安全保障はどうなるのか(細谷雄一)

補論1 経済安全保障100社アンケート(富樫真理子)

補論2 海外から見た日本の経済安全保障の議論(越野結花)

著者プロフィール

国際文化会館地経学研究所  (コクサイブンカカイカンチケイガクケンキュウジョ)  (編集

国際文化会館地経学研究所(コクサイブンカカイカンチケイガクケンキュウジョ)
2022年7月に国際文化会館とAPI(Asia Pacific Initiative)の合併に伴い、国際文化会館内に設立された民間・独立のシンクタンク。経済安全保障、経済制裁、技術覇権など、地政学と経済が融合した「地経学」の枠組みで、幅広い課題に関して分析を行い、海外シンクタンク、国内外の政官財学のネットワークのハブとなっている。

上記内容は本書刊行時のものです。