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東大ファッション論集中講義 平芳 裕子(本文) - 筑摩書房
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【利用不可】

東大ファッション論集中講義 (トウダイファッションロンシュウチュウコウギ)

新書
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発行:筑摩書房
新書判
256ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-480-68493-6   COPY
ISBN 13
9784480684936   COPY
ISBN 10h
4-480-68493-X   COPY
ISBN 10
448068493X   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0270  
0:一般 2:新書 70:芸術総記
出版社在庫情報
重版中
初版年月日
2024年9月9日
書店発売日
登録日
2024年7月19日
最終更新日
2024年12月10日
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書評掲載情報

2024-12-01 産經新聞  朝刊
2024-11-17 読売新聞  朝刊
評者: 小池寿子(国学院大学教授・美術史家)
2024-11-02 毎日新聞  朝刊
評者: 橋本麻里(学芸プロデューサー)
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紹介

東京大学文学部史上初の講義を書籍化!
教養としてのファッション

ファッションとは何か? 衣服とは?
12のテーマを通じて文化や芸術としての
ファッションを学び、歴史と未来に問う。
東大生の反響を呼んだ一度きりの特別講義が
その熱を凝縮した一冊となってよみがえる。

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この教室にいる誰もが服を着ています。私たちの身体を通して文化を作り上げ、資本主義社会のすみずみまで浸透し、日本のみならず世界経済を動かしているのが、ファッションです。にもかかわらず私たちはなぜ、ファッションを「浅い」ものとして見過ごそうとするのでしょうか。それは、ファッションを問うことが、私たち自身の、そして現代社会の根幹を揺るがす問題を孕んでいるからかもしれません。(本文より)
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目次

それでもファッションを研究する――イントロダクション

集中講義1日目 西洋のパラダイム
第1講 裁断と縫製――衣服に起源はあるのか
第2講 言葉と学問――ファッションは何を意味するのか
第3講 作法と流行――ファッションはなぜ女性のものとなったのか

集中講義2日目 近代がもたらしたもの
第4講 自由と拘束――女性の身体は解放されるのか
第5講 モデルと複製――ファッションデザインの近代
第6講 メディアとイメージ――衣服がファッションになるとき

集中講義3日目 創造性への問いかけ
第7講 展示と鑑賞――ミュージアムのファッション展
第8講 身体と表象――ファッションとアートの接近
第9講 名と言説――シャネルはなぜ評価されるのか

集中講義4日目 歴史と未来をつなぐ
第10講 女性と労働――お針子像は消えたのか
第11講 日本と近代――洋服とはなんだったのか
第12講 批評と研究――ファッション学からファッションスタディーズへ

著者プロフィール

平芳 裕子  (ヒラヨシ ヒロコ)  (本文

平芳 裕子(ひらよし・ひろこ):神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。1972年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は表象文化論、ファッション文化論。主な著作に『まなざしの装置――ファッションと近代アメリカ』(青土社)、『日本ファッションの150年――明治から現代まで』(吉川弘文館・近刊)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。