.
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
カルメル山登攀
発行:筑摩書房
文庫判
592ページ
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年1月9日
- 書店発売日
- 2025年1月14日
- 登録日
- 2024年11月13日
- 最終更新日
- 2025年1月14日
紹介
神との合一に到るための階梯を詳述したカトリック神秘思想を代表する作品。ヨハネは自らの詩に註解を施すかたちで神学的思索を行い、魂の浄化に向かう道を指し示す。「この山にはただ神の誉れと栄光だけが住まう」とされるカルメル山。すべてが闇の内へと沈む「暗夜」を通り抜け、山の頂きへ達するには、この世のあらゆることどもから──自分自身からさえも──逃れなければならない。魂の全き赤裸と神的一致をめぐる教説は、キリスト教徒を超えて人々に多大な影響を与えた。スペイン文学の至宝でもある古典を名訳でおくる。 解説 鶴岡賀雄
目次
序文(御聖体のルチオ神父)
霊魂の能動的暗夜
第Ⅰ部 感覚の能動的暗夜
第Ⅱ部 精神の能動的暗夜――理性
第Ⅲ部 精神の能動的暗夜――記憶と意志
訳者あとがき
訳語解説
解説(鶴岡賀雄)
上記内容は本書刊行時のものです。