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出版者情報
悪文の構造
機能的な文章とは
発行:筑摩書房
文庫判
304ページ
定価
1,100円+税
- 出版社在庫情報
- 重版中
- 初版年月日
- 2024年10月9日
- 書店発売日
- 2024年10月11日
- 登録日
- 2024年8月8日
- 最終更新日
- 2025年1月20日
書評掲載情報
2025-01-25 (予定) | 朝日新聞 朝刊 |
2024-12-07 |
毎日新聞
朝刊 評者: 永江朗(ライター) |
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紹介
文章を書くコツは芸術的な名文を書くことではない。読みにくい「悪文」を書かないことである。では悪文はどのようにすれば防げるのか。本書は日本語文の構造的特徴を分析したうえで、書物・新聞・公的文書などから100を超える実例を取り上げ、「機能的な文章」へと洗練させる技法を紹介する。長文を避ける、結論を先に述べる、必要な主語を省略しない、接続詞を濫用しない、やさしい言葉を使う……。読み手に寄り添った明快な指針とわかりやすい図解で悪文克服への道を示す本書は、時代を超えて通用する文章技術書である。
目次
1、機能的な文章とは
2、日本語文の構造
3、長文は悪文
4、短いことはいいことだ
5、なにが主格か
6、述語は基幹である
7、なにを修飾するか
8、「は」のイキは長い
9、合流点はどこか――並列語の盲点(1)――
10、左右均衡の論理――並列語の盲点(2)――
11、無責任な仲人――接続の論理――
12、この漠然たるもの――「が」を濫用するな――
13、切れ目を示せ――読者のための句読点――
14、正しく伝える努力
15、曖昧な表現
16、表現の過不足
17、文と人間
18、文章のリズム
19、機能的なものこそ美しい
あとがき
解説 「悪文」に名著が多い理由(石黒圭)
上記内容は本書刊行時のものです。