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出版者情報
バブルの後始末
銀行破綻と預金保護
発行:筑摩書房
新書判
224ページ
定価
880円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年12月5日
- 書店発売日
- 2024年12月9日
- 登録日
- 2024年10月18日
- 最終更新日
- 2024年12月10日
書評掲載情報
2025-01-18 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
大手銀行さえ倒れる恐ろしい金融恐慌に日銀や大蔵省は何を考え、どう動いたか。数々の破綻処理スキームは何を狙って導入したか。金融危機に立ち向かう方法とは。
いまも続く「失われた30年」の直接的な原因とされるバブル経済の崩壊。当時、金融業界では何が起こり、関係者は何を見誤ったのだろうか。
段階的に導入された一時国有化、新銀行設立、資本注入、不良債権の分離などの「破綻処理スキーム」は、何を目指したものだったのか。激動の現場で実務に当たった著者がその舞台裏を振り返り、金融不安と隣り合わせの現代に、その教訓と危機対応の考え方を伝える一冊。
目次
第一章 金融危機が生んだ経済の断層――97年?98年の日本の経験
第二章 公的資金、預金保険の資金援助始まる
第三章 バブル経済の崩壊
第四章 金融危機
第五章 ようやく完成した金融システム安定化策
第六章 遅すぎた特効薬「公的資金」
第七章 公的出資はなぜ遅れたか
上記内容は本書刊行時のものです。