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恨〈ハン〉の誕生
李御寧、ナショナルアイデンティティー、植民地主義
発行:駿河台出版社
A5判
424ページ
並製
価格
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年8月1日
- 書店発売日
- 2023年7月25日
- 登録日
- 2023年7月6日
- 最終更新日
- 2023年8月1日
紹介
「モヤモヤ」の先へ。「キラキラ韓国」と「イライラ韓国」が混在する日本社会で
韓国に住む人々の「固有の情緒」は恨〈ハン〉だと説明する人がいる。韓国に興味を持った人であれば、どこかで見聞きしているのではないだろうか。
しかし、「恨とは具体的に何か」となると、おそらくネイティブからも明快な答えは返ってこない。……一体、恨とは何なのか。本書は、この問いに答えるために、韓国の恨言説を約七〇年にわたって追跡したものである。また、日本での恨言説もつぶさに見ていくことで、日韓で起きている理解のズレがどこにあり、ズレをひき起こす原因は何かを探ることも本書が目指すもう一つの目的である。……恨も、認知度の高さのわりに、理解が難解なものの代表格である。日韓両国の近現代史が大きく関わる「恨の物語」も、実は大きな「モヤモヤ」を抱えた物語なのである。(プロローグより)
韓国の文化や映画、ドラマの理解に欠かせない一冊となるでしょう。
目次
「恨の物語」:「恨の文化」の誕生とその後
一章 恨の概要と問題意識
二章 「恨」探求の始まり
三章 「解し/解きの文化」の発見:大衆にとっての恨とパンソリ・巫俗
四章 「恨の文化」の完成:「われわれの文化」の獲得
五章 「恨の物語」のその後
結論
補論
一章 序論
二章 民衆神学と恨:民衆救済を目指す試み
上記内容は本書刊行時のものです。