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美学入門 ベンス・ナナイ(著) - 人文書院
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美学入門 (ビガクニュウモン)
原書: Bence Nanay,Aesthetics: A Very Short Introduction

哲学・宗教
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発行:人文書院
四六判
縦188mm 横132mm 厚さ15mm
重さ 285g
210ページ
並製
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-409-03135-3   COPY
ISBN 13
9784409031353   COPY
ISBN 10h
4-409-03135-X   COPY
ISBN 10
440903135X   COPY
出版者記号
409   COPY
Cコード
C3010  
3:専門 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年2月20日
書店発売日
登録日
2024年9月17日
最終更新日
2025年2月12日
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紹介

美術館に行っても何も感じないと悩むあなたのための美学入門

これまで重視されてきた美的判断ではなく、対象にふれる際の人間の「注意」と「経験」に着目し、異文化における美的経験の理解も視野に入れた、平易かつ大胆、斬新な、美学へのいざない。

「本書は入門書であると同時に、著者の色(=美学観)が比較的はっきりと打ち出された一つの美学書でもある。カントや美的判断に対する手厳しい批判など、入門書としてはいささか異例の記述が見られるのは、その証左である。一方で本書は――たとえば四つの美学説の批判的検討が美学史の簡単な紹介も兼ねている、というように――、啓蒙的な内容ももちろん含むし、何より(狭義の芸術に限らない)身近な例を用いつつ平易な語り口で進み、前提知識なしに読んでも美学という学問のイメージをつかめるという点では、一般的な入門書の役割を十分果たしてもいる。」(訳者解説より)

原書 Aesthetics: A Very Short Introduction, Oxford University Press, 2019

◎目次
第一章 美術館で迷子  
 非エリート主義的美学 美学か芸術哲学か 非「西洋」の美学

第二章 セックス、ドラッグ、ロックンロール  
 美? 快楽? 感情? それ自体のために? 注意?

第三章 経験と注意
 注意から生じる違い 注意の焦点 注意の払い方 知覚の自由 美的注意

第四章 美学と自己
 自己を変える、美学を変える 経験 vs. 判断 若いころの美的経験
 経験の優位性 なぜ判断なのか グローバルになること

第五章 美学と他者
 美学的な意見の一致と相違 美学は監督するためのものではない
 実生活における美学的な意見の相違 実生活における美学的な意見の一致
 美学的な謙虚さ

第六章 美学と人生
 芸術作品としての人生? みずからの人生の観客?
 冷めてしまわないための方法 甘い期待と、それほど甘くない期待
 新たに見ること いつまでも残る効果

第七章 グローバルな美学
 視覚の地理学 グローバルな語彙 美術館でさらに迷子
 美学的な謙虚さふたたび

目次

謝辞

第一章 美術館で迷子  
 非エリート主義的美学 美学か芸術哲学か 非「西洋」の美学

第二章 セックス、ドラッグ、ロックンロール  
 美? 快楽? 感情? それ自体のために? 注意?

第三章 経験と注意
 注意から生じる違い 注意の焦点 注意の払い方 知覚の自由 美的注意

第四章 美学と自己
 自己を変える、美学を変える 経験 vs. 判断 若いころの美的経験
 経験の優位性 なぜ判断なのか グローバルになること

第五章 美学と他者
 美学的な意見の一致と相違 美学は監督するためのものではない
 実生活における美学的な意見の相違 実生活における美学的な意見の一致
 美学的な謙虚さ

第六章 美学と人生
 芸術作品としての人生? みずからの人生の観客?
 冷めてしまわないための方法 甘い期待と、それほど甘くない期待
 新たに見ること いつまでも残る効果

第七章 グローバルな美学
 視覚の地理学 グローバルな語彙 美術館でさらに迷子
 美学的な謙虚さふたたび

訳者解説
さらに詳しく知りたい人のための参考文献
参考文献
人名索引

版元から一言

オックスフォード大学出版局の人気シリーズ、Very Short Introductionsの中の1冊です。このシリーズはきわめて明解なテーマのもとに入門書として書かれており、その分野の第一人者が執筆を担当していることも初心者におすすめと言われる所以です。

著者プロフィール

ベンス・ナナイ  (ベンス ナナイ)  (

【著者】ベンス・ナナイ
Bence Nanay/アントワープ大学哲学的心理学センター教授。著書に、Between Perception and Action(2013)、 Aesthetics as Philosophy of Perception(2016)、Mental Imagery: Philosophy, Psychology, Neuroscience(2023)、Perception: The Basics(2024)など。邦訳に、ドミニク・マカイヴァー・ロペス、ニック・リグルとの共著『なぜ美を気にかけるのか 感性的生活からの哲学入門』(森功次訳、勁草書房)。

武田 宙也  (タケダ ヒロナリ)  (

【訳者】武田 宙也(たけだ・ひろなり)
1980年生。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。博士(人間・環境学)。著書に、『フーコーの美学』(人文書院)、『フーコー研究』(共著、岩波書店)、『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』(共著、水声社)など。訳書に、ロベルト・エスポジト『三人称の哲学』(共訳、講談社)、ジャン・ウリ『コレクティフ』(共訳、月曜社)、マキシム・クロンブ『ゾンビの小哲学』(共訳、人文書院)、ニコラ・ブリオー『ラディカント』(フィルムアート社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。