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出版者情報
南光
発行:春秋社
四六判
縦195mm
横138mm
厚さ25mm
392ページ
定価
2,600円+税
- 書店発売日
- 2024年5月20日
- 登録日
- 2024年4月22日
- 最終更新日
- 2024年5月16日
書評掲載情報
2024-12-14 |
毎日新聞
朝刊 評者: 川本三郎(評論家) |
2024-07-13 |
毎日新聞
朝刊 評者: 川本三郎(評論家) |
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紹介
日本統治時代の台湾で客家の商家の元に生まれ、内地留学先の法政大学でライカと出会ったことで写真家の道を歩み始めた鄧騰煇(鄧南光、1908-1971)。彼のライカは、東京のモダンガールや、戦争から戦後で大きく変わりゆく台湾の近代を写し続ける。
歴史小説の名手が、実在の写真家が残した写真をもとに卓越した想像力で、日本統治時代や戦後の動乱、台湾写真史の重要人物との交流などを鮮やかに描き出す。本国で羅曼・羅蘭(ロマン・ロラン)百萬小説賞を全会一致で受賞した労作。巻末に南光による写真図版12点を収録。
目次
序
アルバム一 機械の眼
アルバム二 月光下の山の町
アルバム三 女の顔
アルバム四 電光と神火
アルバム五 整色性の写真家
アルバム六 山へ還る
アルバム七 撃墜される瞬間
アルバム八 上海の灯火
アルバム九 写真の言葉
アルバム十 溶かされた画像
アルバム十一 撮影と写真の違い
アルバム十二 シャッターの速度
付録 南光が写した時代
あとがき 光の痕跡をたどって
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。