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出版者情報
人体、5億年の記憶
からだの中の美術館
発行:光文社
文庫判
縦152mm
横105mm
厚さ16mm
408ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2024年4月10日
- 登録日
- 2024年3月6日
- 最終更新日
- 2024年3月29日
書評掲載情報
2024-06-30 |
読売新聞
朝刊 評者: 中村計(ライター) |
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紹介
私たち人間のからだは、魚であった時代の名残をたくさん抱えている。たとえば、私たちの顔で表情をつくり、口を開いて声や言葉を発する筋肉も、魚だった時代の「えら」の筋肉が変化したものだ。水中で生活する魚類では、顔面に味覚を感じる細胞が集中したが、上陸に伴い、ヒトでは乾燥を避けて口の中の舌でのみ味覚を味わうようになった。――伝説の解剖学者・三木成夫の「人間の見方」を、実際に講義を受けていた著者が解説。
上記内容は本書刊行時のものです。