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子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本
- 書店発売日
- 2023年10月20日
- 登録日
- 2023年8月9日
- 最終更新日
- 2025年1月28日
紹介
「心を揺さぶられた」「涙なしで読めない」「子育て全般が変わった」……
世界中から共感の声、続々! 世界46カ国200万部のベストセラー。
自分の親との関係を見つめ直し、感情を受け止めれば見えてくる
子どもが幸せになるための心がけ
長年、親子関係・人間関係の悩みに向きあい続けてきた英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、親子の絆を深めるための秘訣をまとめた話題の書。
赤ちゃんから思春期の子どもまで、子どもがいくつになっても、子育ては思うようにいかないことの連続です。たとえば、あなたがお子さんの言動に対していらだちや怒りなどの「負の感情」を抱くとき、その原因は目の前の子どもにではなく、「あなたが子どもだったころの親との関係にあるのでは?」と著者は問いかけます。
本書では私たちがどう育てられ、それが実際の子育てにどう影響するか、私たちがどんな間違いをおかしやすく、それにどう対処すればいいかを、深い洞察ととともに丁寧に解き明かします。
子育ての負の連鎖を断ち切るにはどうすればいいか? 親はどこまで厳しくするべきか? 親子の絆を深めるコミュニケーションの取り方、妊娠・出産期の悩みへの具体的な対処法、子どもの心の健康の育み方、思春期の子どもとの適切な距離感、自走できる子どもになるために必要なスキル、子どもの行動が変わる行動指針など、実践的なアドバイスを満載。
本書には世界中の読者から、「子育て全般が変わった」「多くの気づきに満ちた書」「最も実践的な育児書」「妊娠中から読みたかった」などの声に加え、「夫婦や職場の人間関係にも使える」「自分のことをより深く理解できるようになった」などの声が数多く寄せられ、広く人間関係全般に役立つ《実践の書》として注目されています。
目次
第1章 子育ての遺産は連鎖する
過去は私たち(と、子どもたち)を攻撃する /断絶と修復 /過去をどう修復するか /頭の中のネガティブな声を遮断する /「良い親」と「悪い親」
第2章 子どもの環境を見直す
大事なのは家族構成ではなく、どう暮らしているか /両親が一緒に暮らしていない場合 /苦痛に耐えやすくする方法 /両親が一緒に暮らしている場合 /議論していいとき、いけないとき /親愛の情を育むには
第3章 感情に向きあう
感情の扱い方を学ぶ /感情をあるがままに受け入れることが、なぜ重要か /子どもの感情を無視すると、どうなるか /感情の断絶と修復 /コントロールせず、共感する /子どもが話せる相手になる /どんな気持ちも受けいれる / 「幸せ」についての思い込み /無理に気を逸らされると
第4章 親になるための土台をつくる──妊娠と出産
妊娠 /「理想の妊娠」に振り回されない /あなたはどちらの親タイプ? /赤ちゃんとあなた /出産計画を立てる /いろいろな出産体験を聞く /本能に従う /親子のつながりを築くための、初めの一歩 /親にだってサポートは必要 /アタッチメント理論 /赤ちゃんのサインに敏感になる /ホルモンはあなたを別人にする /孤独は親も苦しめる /産後鬱はなぜ起きる?
第5章 心の健康を育む
親子の絆 /コミュニケーションは「ギブ・アンド・テイク」 /最初の対話 /赤ちゃんとのコミュニケーション /「対話」が難しいとき /積極的に観察する /スマホ依存の影響 /人には生まれつき対話する力がある /子どもだって1人の人間 /悪循環を断ち切る方法 /なぜ子どもは親にくっつきたがるのか /子育ての意味 /普段の気分を安定させる /寝かしつけと大人の睡眠 /「ナッジ」で寝かしつけ /助けるのではなく、サポートする /遊ぶことの意味
第6章 行動を変える──すべての行動はメッセージ
手本となる人物 /勝ち負けのゲームをやめる /いま目の前のことに集中する /子どもに必要な4つのスキル /子どもの問題行動が意味すること /ポジティブな時間の使い方 /気持ちを言葉にして行動変容を助ける /その説明は逆効果 /親はどこまで厳しくするべきか /子どもの癇癪への対処法 /子どもがグズグズ言うときは /親が嘘をつくとき /子どもが嘘をつくとき /正しい境界線を引く /思春期の子どものための境界線 /青年期の子どもにどう接するか /親子関係は終わらない
上記内容は本書刊行時のものです。