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子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本 フィリッパ・ペリー(著) - 日経BP 日本経済新聞出版
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子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本 (コドモトノカンケイガカワル ジブンノオヤニヨンデホシカッタホン)

教育
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46
356ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-296-11767-3   COPY
ISBN 13
9784296117673   COPY
ISBN 10h
4-296-11767-X   COPY
ISBN 10
429611767X   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年8月9日
最終更新日
2025年1月28日
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紹介

「心を揺さぶられた」「涙なしで読めない」「子育て全般が変わった」……
世界中から共感の声、続々! 世界46カ国200万部のベストセラー。
自分の親との関係を見つめ直し、感情を受け止めれば見えてくる
子どもが幸せになるための心がけ

長年、親子関係・人間関係の悩みに向きあい続けてきた英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、親子の絆を深めるための秘訣をまとめた話題の書。

赤ちゃんから思春期の子どもまで、子どもがいくつになっても、子育ては思うようにいかないことの連続です。たとえば、あなたがお子さんの言動に対していらだちや怒りなどの「負の感情」を抱くとき、その原因は目の前の子どもにではなく、「あなたが子どもだったころの親との関係にあるのでは?」と著者は問いかけます。

本書では私たちがどう育てられ、それが実際の子育てにどう影響するか、私たちがどんな間違いをおかしやすく、それにどう対処すればいいかを、深い洞察ととともに丁寧に解き明かします。

子育ての負の連鎖を断ち切るにはどうすればいいか? 親はどこまで厳しくするべきか? 親子の絆を深めるコミュニケーションの取り方、妊娠・出産期の悩みへの具体的な対処法、子どもの心の健康の育み方、思春期の子どもとの適切な距離感、自走できる子どもになるために必要なスキル、子どもの行動が変わる行動指針など、実践的なアドバイスを満載。

本書には世界中の読者から、「子育て全般が変わった」「多くの気づきに満ちた書」「最も実践的な育児書」「妊娠中から読みたかった」などの声に加え、「夫婦や職場の人間関係にも使える」「自分のことをより深く理解できるようになった」などの声が数多く寄せられ、広く人間関係全般に役立つ《実践の書》として注目されています。

目次

第1章 子育ての遺産は連鎖する
過去は私たち(と、子どもたち)を攻撃する /断絶と修復 /過去をどう修復するか /頭の中のネガティブな声を遮断する /「良い親」と「悪い親」

第2章 子どもの環境を見直す
大事なのは家族構成ではなく、どう暮らしているか /両親が一緒に暮らしていない場合 /苦痛に耐えやすくする方法 /両親が一緒に暮らしている場合 /議論していいとき、いけないとき /親愛の情を育むには

第3章 感情に向きあう
感情の扱い方を学ぶ /感情をあるがままに受け入れることが、なぜ重要か /子どもの感情を無視すると、どうなるか /感情の断絶と修復 /コントロールせず、共感する /子どもが話せる相手になる /どんな気持ちも受けいれる / 「幸せ」についての思い込み /無理に気を逸らされると

第4章 親になるための土台をつくる──妊娠と出産
妊娠 /「理想の妊娠」に振り回されない /あなたはどちらの親タイプ? /赤ちゃんとあなた /出産計画を立てる /いろいろな出産体験を聞く /本能に従う /親子のつながりを築くための、初めの一歩 /親にだってサポートは必要 /アタッチメント理論 /赤ちゃんのサインに敏感になる /ホルモンはあなたを別人にする /孤独は親も苦しめる /産後鬱はなぜ起きる?

第5章 心の健康を育む
親子の絆 /コミュニケーションは「ギブ・アンド・テイク」 /最初の対話 /赤ちゃんとのコミュニケーション /「対話」が難しいとき /積極的に観察する /スマホ依存の影響 /人には生まれつき対話する力がある /子どもだって1人の人間 /悪循環を断ち切る方法 /なぜ子どもは親にくっつきたがるのか /子育ての意味 /普段の気分を安定させる /寝かしつけと大人の睡眠 /「ナッジ」で寝かしつけ /助けるのではなく、サポートする /遊ぶことの意味

第6章 行動を変える──すべての行動はメッセージ
手本となる人物 /勝ち負けのゲームをやめる /いま目の前のことに集中する /子どもに必要な4つのスキル /子どもの問題行動が意味すること /ポジティブな時間の使い方 /気持ちを言葉にして行動変容を助ける /その説明は逆効果 /親はどこまで厳しくするべきか /子どもの癇癪への対処法  /子どもがグズグズ言うときは /親が嘘をつくとき /子どもが嘘をつくとき /正しい境界線を引く /思春期の子どものための境界線 /青年期の子どもにどう接するか /親子関係は終わらない

著者プロフィール

フィリッパ・ペリー  (フィリッパ ペリー)  (

英国の心理療法士。テレビ番組やラジオ番組の司会をこなし、BBCラジオやチャンネル4でドキュメンタリー番組を手がけるほか、Red誌の人生相談コーナーの回答者も務める。著書に『まんが サイコセラピーのお話』(福村出版)、How to Stay Saneがある。本書は世界40カ国以上で翻訳出版された。夫でアーティストのグレイソン・ペリーとロンドンに暮らし、2人の間には成人した娘フローがいる。

高山真由美  (タカヤマ マユミ)  (

翻訳家。主な訳書に『成功する子 失敗する子』『私たちは子どもに何ができるのか』(ともにポール・タフ著、英治出版)、『ハーレム・チルドレンズ・ゾーンの挑戦』(ポール・タフ著、みすず書房)、『デュアルキャリア・カップル』(ジェニファー・ペトリリエリ著、英治出版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。