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父を撃った12の銃弾
発行:文藝春秋
四六判
376ページ
定価
2,200円+税
- ISBN
- 978-4-16-391336-0 COPY
-
ISBN 13
- 9784163913360 COPY
-
ISBN 10h
- 4-16-391336-X COPY
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ISBN 10
- 416391336X COPY
-
出版者記号
- 16 COPY
- Cコード
-
C0097
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一般 単行本 外国文学小説
- 書店発売日
- 2021年2月25日
- 登録日
- 2021年1月16日
- 最終更新日
- 2021年2月15日
書評掲載情報
2021-04-04 |
産經新聞
朝刊 評者: 池上冬樹(文芸評論家) |
紹介
アメリカ最高のミステリーに与えられる
エドガー賞最優秀長編賞最終候補。
わたしの父の身体には、
たくさんの銃弾が刻んだ傷跡がある――
全米の書評を絶賛の声で埋めつくした、少女と銃と父と、いまは亡き母の物語。
12歳の少女ルーは、父とともに亡き母の故郷に移り住んだ。それまでは父とふたり、各地を転々としながら暮らしてきたが、娘に真っ当な暮らしをさせようと、父サミュエルは漁師として働くことを決めたのだ。しかし母方の祖母は父娘に会おうとしない。母はなぜ死んだのか。自分が生まれる前、両親はどんなふうに生きてきたのか。父の身体に刻まれた弾傷はどうしてできたのか。真相は彼女が考える以上に重く、その因縁が父娘に忍び寄りつつあった……。
ティーンとしていじめや恋愛を経験して成長してゆくルーの物語と、サミュエルを撃った弾丸にまつわる過去の断章を交互に語り、緊迫のクライム・サスペンスと雄大なロード・ノヴェル、鮮烈な青春小説と美しい自然の物語を完璧に融合させ、みずみずしい感動を呼ぶ傑作ミステリー。
どんな小説が好みなのかを問わず、心に響くものがここには必ずある。(ニューズウィーク)
恋愛小説でありミステリーでもある、感動的な物語の饗宴。(ピープル)
上記内容は本書刊行時のものです。