版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
日本外交の近代史 黒沢 文貴(編集) - 東京大学出版会
.
【利用不可】

日本外交の近代史 (ニホンガイコウノキンダイシ) 秩序への順応と相剋2 (チツジョヘノジュンノウトソウコク)

このエントリーをはてなブックマークに追加
A5判
416ページ
定価 5,900円+税
ISBN
978-4-13-020164-3   COPY
ISBN 13
9784130201643   COPY
ISBN 10h
4-13-020164-6   COPY
ISBN 10
4130201646   COPY
出版者記号
13   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年11月
書店発売日
登録日
2024年8月29日
最終更新日
2024年11月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

序 章 日本外交の近代史(黒沢文貴:東京女子大学名誉教授)

第一部 東アジアと日本

第1章 金玉均暗殺事件をめぐる中朝日英関係――中華秩序の崩壊の始まり(森万佑子:東京女子大学現代教養学部准教授)
第2章 三浦梧楼朝鮮公使任命の再検討(大澤博明:熊本大学大学院人文社会科学研究部教授)
第3章 「模範国ドイツ」の崩壊と朝鮮統治(小林道彦:北九州市立大学名誉教授)
第4章 日露戦後における曾我祐準の対外政策論――台湾統治と中国進出問題を中心に(小林和幸:青山学院大学文学部教授)

第二部 第一次世界大戦と日本

第5章 大正期における徳富蘇峰の国際情勢認識(中野目徹:筑波大学人文社会系教授)
第6章 川村竹治と立憲政友会(西川誠:川村学園女子大学生活創造学部教授)
第7章 独探と『神戸新聞』――第一次世界大戦期の戦時意識とスパイ流言(諸橋英一:慶應義塾大学非常勤講師)
第8章 日本海軍による遠洋練習航海の外交史的意味――第一次世界大戦期を中心として(奈良岡聰智:京都大学大学院法学研究科教授)
第9章 外務省情報部の設置と中国認識――その適否と限界をめぐって(熊本史雄:駒澤大学文学部教授)

第三部 昭和期の戦争と日本

第10章 一九三〇年代の日本の原料問題への対応――「原料品問題調査委員会」を中心として(庄司潤一郎:防衛研究所研究顧問)
第11章 一九四〇年の国家総動員体制――近衛新体制運動と「世論」(森 靖夫:同志社大学法学部教授)
第12章 日米交渉にみる国際秩序形成の相剋――大東亜新秩序と太平洋全域の平和プログラム(佐藤元英:元中央大学政策文化総合研究所長)
第13章 A級戦犯の独白(日暮吉延:帝京大学法学部教授)

著者プロフィール

黒沢 文貴  (クロサワ フミタカ)  (編集

東京女子大学名誉教授
1953年生まれ。1976年上智大学文学部卒、1984年同大大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(法学)。宮内庁書陵部編修課主任研究官を経て、東京女子大学現代文化学部教授。2022年定年退職。著書は『大戦間期の日本陸軍』(みすず書房,2000年、吉田茂賞)、『山県有朋と近代日本』(共著、吉川弘文館、2008年)、『二つの「開国」と日本』(東京大学出版会、2013年)、『戦争・平和・人権――長期的視座から問題の本質を見抜く眼』(編、原書房、2010年)、『日本赤十字社と人道援助』(共編、東京大学出版会、2007年)、『歴史と和解』(共編、東京大学出版会、2011年)、『歴史に向きあう』(東京大学出版会、2020年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。