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砂のように眠る 関川夏央(著/文) - 中央公論新社
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砂のように眠る (スナノヨウニネムル) 私説昭和史1 (シセツショウワシ)

文庫
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文庫判
360ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-12-207582-5   COPY
ISBN 13
9784122075825   COPY
ISBN 10h
4-12-207582-3   COPY
ISBN 10
4122075823   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C1195  
1:教養 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年10月1日
最終更新日
2024年11月8日
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紹介

昭和とは何だったのか? 
関川氏の一連の作品は、この問題を考えるヒントに満ちている。本作で描写される「戦後」は、貧困に苦しみつつ、つねに明日を信じて努力した時代であった。一瞬の光芒を放ちながら、やがて輝きを失い、うつろな社会へと変貌していくその短い青春の時間を、著者自身の経験に拠った、一人称視点の主人公によって織りなされる小説と、時代を映したベストセラー(『山びこ学校』から田中角栄『私の履歴書』まで)の評論で、交互に照らし出す。巻末には、「自著解説」を新たに書き下ろす。
「私説昭和史」三部作の第一弾。

著者プロフィール

関川夏央  (セキカワナツオ)  (著/文

関川夏央
1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。『海峡を越えたホームラン』で第七回講談社ノンフィクション賞を、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローとの共著)で第二回手塚治虫文化賞を、『昭和が明るかった頃』で第一九回講談社エッセイ賞を、2001年「明治以降の日本人と、彼らが生きた時代を捉えた幅広い表現活動」により、第四回司馬遼太郎賞を受賞。その他の著書に、『白樺たちの大正』『昭和時代回想』『子規、最後の八年』『人間晩年図巻』など。

上記内容は本書刊行時のものです。