版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
最後に、絵を語る。 奇想の美術史家の特別講義 辻 惟雄(著/文) - 集英社
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

受注センター:
注文電話番号:
注文FAX番号:
なし
販売部代表(雑誌,問い合わせ等):
注文電話番号:
注文FAX番号:
なし
注文サイト:

最後に、絵を語る。 奇想の美術史家の特別講義 (サイゴニ エヲカタル/キソウノビジュツシカノトクベツコウギ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:集英社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
重さ 300g
224ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-08-781755-3   COPY
ISBN 13
9784087817553   COPY
ISBN 10h
4-08-781755-5   COPY
ISBN 10
4087817555   COPY
出版者記号
08   COPY
Cコード
C0071  
0:一般 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年6月7日
最終更新日
2024年8月3日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2024-11-10 読売新聞  朝刊
評者: 山本容子(銅版画家)
2024-10-06 読売新聞  朝刊
2024-09-15 産經新聞  朝刊
評者: 藤田一人(美術ジャーナリスト)
2024-09-14 朝日新聞  朝刊
評者: 横尾忠則(美術家)
MORE
LESS

紹介

日本美術の「奇想」の発見者が語った、
「正統派」の絵画史の流れと、愛してやまない絵のこと。


「ちょっと薬が効きすぎたか」

自著『奇想の系譜』をきっかけにした昨今の「奇想」の日本美術ブームに対し、そんな思いを抱いていた美術史家の辻惟雄氏が、改めて「正統派」の絵画史について語ったインタビュー集。

岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白ら奇想派の作品を見る上でも知っておきたい、江戸時代初期までの「やまと絵」と「狩野派」の流れ、そして若冲・蕭白の同時代人である円山応挙の画業について、じっくり解説しています。応挙の章では、弟子の長沢芦雪も登場。

さらに、辻氏が愛する室町時代のユニークな絵入り本『かるかや』と昭和の国民的画家・東山魁夷の作品についても詳しく紹介し、最後は、東京大学時代の教え子・山下裕二氏(明治学院大学教授)との「師弟対談」にて締めくくり。

収録した図版は「四大絵巻」などの国宝からマニアックな作品まで100点超、そのうち70点をカラーで掲載しています。「正統派」と「奇想派」、その両方の魅力を知る辻氏ならではの、ディープで楽しい日本美術の本です。


【著者略歴】辻惟雄 (つじ・のぶお)
美術史家、東京大学・多摩美術大学名誉教授。1932年、愛知県生まれ。1961年、東京大学大学院博士課程中退。1970年刊行の『奇想の系譜』(美術出版社)で、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲らを「奇想の画家」として紹介し、その再評価の先鞭をつけた。また、「かざり」「あそび」「アニミズム」をキーワードに日本美術を幅広く論じている。『奇想の図譜』(平凡社)『日本美術の歴史』(東京大学出版会)、『辻惟雄集』(岩波書店)、『奇想の発見―ある美術史家の回想』(新潮社)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。