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山のある家井戸のある家
東京ソウル往復書簡
発行:集英社
縦200mm
268ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年6月
- 登録日
- 2016年3月27日
- 最終更新日
- 2016年3月27日
書評掲載情報
2016-03-27 |
朝日新聞
評者: 中沢けい(作家) |
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紹介
日韓を代表する女性作家が、交わし合った二四通の手紙。野菜や花の話、子どものころの回想、家族への思い、そして文学のこと…。ささやかな、でも美しい賜物のような経験…。移ろいゆく季節のなかで、ゆっくりと深みをましてゆく理解と共感の一年間。
目次
冬から春へ(雪の日から
十年後にも
冬のアイヌの世界から戻って
ふたたび戻ってくるもの
死者のための日に
沈黙の言葉)
春から夏へ(山と土への思い
母を思う
台湾の言葉、私の言葉
父を思う
雨の日々に
深い心の対話)
夏から秋へ(時代と場所を超えて
日差しのまぶしい日に
八月の暑さに
すべてが終わったと思うその場で
神の沈黙に人間のひとりとして
だれとも同じように)
秋からふたたび冬へ(かけがえのないこのときこの場から
雨の音を聞きながら
冷たい雨の夜がつづき…
素朴な交流
祈りの場から
津島さま、お元気で)
上記内容は本書刊行時のものです。