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出版者情報
インク色の欲を吐く 3
巻次:3
完結
発行:KADOKAWA
B6判
208ページ
定価
980円+税
- 初版年月日
- 2024年11月15日
- 書店発売日
- 2024年11月15日
- 登録日
- 2024年9月27日
- 最終更新日
- 2024年10月24日
紹介
1898年、25歳の若さで亡くなった異端の画家オーブリー・ビアズリー。
『サロメ』の挿画で一躍有名となった彼が、死の間際まで描き続けた絵とは――。
1897年、病が悪化したビアズリーはフランスの療養地で過ごすことになった。
体も心も弱った彼が縋ったのはキリスト教だった。
今まで罪深い絵を描いてきたことを悔い、信仰に身を捧げるようになる。
しかし、因縁の男――オスカー・ワイルドが現れ、
ビアズリーの消えかかっていたグロテスクな欲望が再び燃え上がる。
死を背中に感じながらも、最期まで絵を描き続けたビアズリー。
黒と白が織りなす“欲望”の物語、完結!
上記内容は本書刊行時のものです。