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菜食主義者 ハン・ガン(著) - クオン
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ト・日     書店
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菜食主義者 (サイショクシュギシャ)

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発行:クオン
四六判
304ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-904855-02-7   COPY
ISBN 13
9784904855027   COPY
ISBN 10h
4-904855-02-7   COPY
ISBN 10
4904855027   COPY
出版者記号
904855   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年4月25日
書店発売日
登録日
2011年5月25日
最終更新日
2024年12月25日
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書評掲載情報

2025-01-01 (予定) ユリイカ
評者: 今村純子ほか
2024-12-24 JBpressオートグラフ  
評者: 温水ゆかり
2024-12-21 図書新聞  3668号
評者: 金平茂紀
2024-12-01 読売新聞  朝刊
評者: 金承福(出版社代表)
2024-11-16 日本経済新聞  朝刊
2024-11-09 東京新聞/中日新聞  朝刊
2023-06-24 東京新聞/中日新聞  朝刊
2023-01-15 読売新聞  朝刊
評者: 証言×現代文芸50
2022-12-06 ダ・ヴィンチ  2023年1月号
評者: 鴻巣友季子(翻訳家/文芸評論家)
2022-11-24 #木曜日は本曜日  
評者: 松井玲奈(女優)
2022-02-01 みすず  第711号
評者: 徐京植(作家)
2021-06-05 朝日新聞  朝刊
評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史)
2018-09-02 毎日新聞  朝刊
2011-07-24 朝日新聞
評者: 松永美穂(早稲田大学教授・ドイツ文学)
2011-07-17 読売新聞
評者: 河合香織(ノンフィクション作家)
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紹介

「新しい韓国文学シリーズ」第1作としてお届けするのは、韓国で最も権威ある文学賞といわれている李箱(イ・サン)文学賞を受賞した女性作家、ハン・ガンの『菜食主義者』。韓国国内では、「これまでハン・ガンが一貫して描いてきた欲望、死、存在論などの問題が、この作品に凝縮され、見事に開花した」と高い評価を得た、ハン・ガンの代表作です。

ごく平凡な女だったはずの妻・ヨンヘが、ある日突然、肉食を拒否し、日に日にやせ細っていく姿を見つめる夫(「菜食主義者」)、妻の妹・ヨンヘを芸術的・性的対象として狂おしいほど求め、あるイメージの虜となってゆく姉の夫(「蒙古斑」)、変わり果てた妹、家を去った夫、幼い息子……脆くも崩れ始めた日常の中で、もがきながら進もうとする姉・インへ(「木の花火」)―
3人の目を通して語られる連作小説集。

著者プロフィール

ハン・ガン  (ハンガン)  (

1970年韓国・光州生まれ。
延世大学国文学科を卒業。
1993年季刊「文学と社会」に詩が、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇にデビューした。
現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授。
本作『菜食主義者』で、韓国で最も権威ある文学賞、李箱文学賞を受賞。その他の作品に、短編集『麗水の愛』『私の女の実』、長編小説『黒い鹿』『あなたの冷たい手』『風が吹いている、行け』、散文集に『そっと静かに歌う歌』『愛と、愛を取りまくもの』などがある。
小説のほかに、絵本『雷小僧、天女稲妻、小僧天女』、大人のための童話『涙の箱』『わたしの名前は太陽花』などがあり、童話の翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。

きむ ふな  (キムフナ)  (

韓国生まれ。
韓国の誠信女子大学、同大学院を卒業し、専修大学日本文学科で博士号を取得。現在は日韓の文学作品の紹介と翻訳に携わっている。
翻訳書に、津島佑子・申京淑の往復書簡『山のある家、井戸のある家』(集英社)、孔枝泳『愛のあとにくるもの』(幻冬舎)、 李垠『 美術館の鼠』(講談社)、『いまは静かな時‐韓国現代文学選集』(共訳、トランスビュー)など。韓国語訳書に津島佑子『笑いオオカミ』(第1回板雨翻訳賞)など、著書に『在日朝鮮人女性文学論』(作品社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。